2011年03月06日(日)
黒のKonica FT-1 motor [お買い物]
先日、某店のジャンク箱から黒のKonica FT-1 motorをレスキューしました。
見た感じが綺麗であったことから、これは復活出来ると考え、レスキューしてすぐ、広島の芹沢光機さんに修理をお願いして、先日できあがってきました。
芹沢光機さんは、コニカのカメラを中心に手掛けるカメラ修理専門店です。
昨日、早速その黒のFT-1 motorを持って新宿の街へ行き、試写してきました。
が、その結果、いきなり問題が発覚してしまいました(^^;)。
上の写真は、黒のFT-1 motorで撮影した新宿の街です。
狙いとしては、シャッター速度優先のFT-1 motorでシャッター速度を1/125まで落とし、絞り込んで撮影したつもりでした。
ところが結果を見ると、一時期流行ったガーリーフォトのようなハイキーな写りに・・・。ま、この柔らかなトーンは、嫌いじゃないですが(^^;)。
少しレベルを調整すると、まぁ、それなりに見られる写真になるのですが、露出がおかしいことは明白です。
家に戻って調べてみると、以下のような症状が確認出来ました。
(1)レンズをカメラに装着すると、自動的にF2.8の絞りになる。手元にあるもう一台の銀のFT-1 motorは、装着時の絞りは開放。
(2)シャッターを切ると、絞りはF2.8のまま動かず、そのままシャッターが切れる。
(3)マニュアル露出でF2.8より明るい絞りに設定すると、その絞りになる。シャッターを切ると、そのままシャッターが切れる。
→つまり、マニュアルでもAEでも、レンズの絞りが動いていない。
結局、芹沢光機さんで再修理して頂くことになりました。
ちゃんと直ると良いのですが・・・。
Posted by Julian at 20時44分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年02月27日(日)
路地 [銀塩写真]
お散歩カメラの途中で、ふと目に入った路地を撮るのは、街撮りの一つの醍醐味かもしれません。
路地には、格好付けない普段の生活があります。
気取って言うなら「その都市のライフスタイルは、路地裏にあり」といえそうな気がします。東京には東京の、大阪には大阪の、そして多分、ウィーンにはウィーンのライフスタイルがあるのではないかと思います。
路地の入り口にタイ式マッサージの看板が立っているこの路地には、どんな人が住み、どんな生活をおくっているのでしょう・・・。
Posted by Julian at 21時22分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年02月25日(金)
佃大橋のこっち側 [銀塩写真]
有名な田中長徳先生のお住まいがあるらしい佃島を遠望する河辺を、お散歩カメラしてきました。
聖路加ガーデンから川縁に降りて、ぶらぶら歩いていくと、真冬に座るにはちょっと寒々しい鉄と石のベンチがありました。ここに座ってレンズを変えるつもりだったのですが、お尻に伝わる石の冷たさにすぐ音を上げて、結局この日は、M-HEXANON 35mm F2一本勝負とすることにしました。
さらにしばらく歩くと、浮きドック?浮き桟橋が働く船を係留していました。彼方に見えるのは中央大橋、隅田川で2番目に新しい橋だそうです。
佃大橋を脇目で見ながら、この日は、結局佃島へは渡らず、橋のこっち側をうろうろして、築地方面へ移動しました。
今度機会あれば橋を渡り、改めて「佃大橋のあっち側」を散策してみようと思います。
Posted by Julian at 21時55分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年02月24日(木)
築地本願寺 [銀塩写真]
前を通ったり、近所までは何度も来ていながら、一度も入ったことがない築地本願寺へ行ってきました。
ま、行ったと言っても、フィルムのあまりを消費しに立ち寄っただけなので、本堂の中に入ってお賽銭を入れてきただけみたいなものです。
初めて入った古代インド様式の本堂は、まるでキリスト教会のようで、お寺のイメージとは大分異なる空間でした。
しかも丁度、何かの法要をやっていたため、その空間は読経で満たされていて、建物の雰囲気とのアンマッチぶりに少々面食らいました(^^;)。
帰りしなに、本堂から外をパチリ。
境内では、なにやら物産展のようなものをやっていて、野菜が販売されていました。
Posted by Julian at 20時29分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年02月22日(火)
デジタルって綺麗 [日々の徒然]
最近ちょこちょこと銀塩フィルムで撮っています。
で、たまにデジタルでも同じ光景を撮るわけですが、改めてディスプレイで見るデジタル一眼写真の綺麗さに驚いています。
デジタルの場合、私のNEX-5では画像素子のサイズがAPS-Cサイズと35mmフィルムよりも小さいため、イメージサークルの周辺部分がカットされ、レンズの真ん中のおいしい部分のみを使うことになり、解像面や歪みに対して描写面で有利に働きます。
また、粒状感もなく、ツルッとした綺麗な画像がそのまま出てきます。
以前、仕事で付き合いのあった某大手カメラチェーン店の本部の方と個人的に話をした際に、「デジタルで撮影したものかフィルムで撮影したものかは、プリントでもディスプレイでも一目でわかる。デジタルは、綺麗過ぎる」とおっしゃっていたのを思い出しました。
フィルムで撮ってスキャナでデジタル化すると、単純な綺麗さでデジタルカメラにかないません。
しかし、ネガフィルムのラティチュードの広さはデジタルの比ではなく、光の情報量は全くレベルが違います。
写真として光と影をデジタル的に可視化する場合、広いラティチュードを活かして一旦フィルムに焼き付け、それをスキャナで読み込んだ方が有利なように思います。その気になれば、明るさを調整しながらフィルムを何段階かに分けてスキャンし、それを後から合成することでHDR画像のような効果を得ることもできそうです。
また、リバーサルフィルムの美しさは、デジタルとは一線を画すものがあると思います。デジタルも相当進化して、色々な効果を簡単に出せるるようになりましたが、リバーサルフィルムの美しい発色には、なんとも言えない光学的かつアナログな魅力を感じます。
デジタルと銀塩。
表現や作品によってフィルムとデジタルを使い分けるほどの腕は、残念ながらありませんが(^^;)、時々の気分で両方の良いとこ取りをしながら、これからも写真を楽しんでいきたいと思います。
Posted by Julian at 23時30分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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