2016年02月28日(日)
Kindle写真集 "passing each other" 〜すれ違う〜 発売中 [写真集のこと]
再度の告知です。
2016年2月5日、初の写真集「"passing each other" 〜すれ違う〜 TOKYO 2015 WINTER JAPAN」を発売しました。現時点の自分の街スナップの集大成、ぜひ見て下さい(^^)
Kindle電子書籍にて、250円です。
これまで、NGP アンデパンダン展、噂の写真展、ペンスケッチ展など、複数の写真を展示できるグループ展を中心に、東京の街のスナップ写真を発表してきました。
なぜ自分は東京の街のスナップを撮るのか?
この写真集では、それを自問し、テーマとしました。
人があふれる都市で、なにげなく交差点や駅のホームですれ違う人々。
彼ら彼女らの中には、ひょっとすると別の時に別の場所で、友人や恋人として出会う運命の人がいるのかもしれない。
そんな出会いの奇跡を、すれ違う人々の姿に重ねています。
Posted by Julian at 23時40分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年02月07日(日)
Kindle写真集を発売しました! [写真集のこと]
昨年11月より取り組んできたKindle写真集、本日、Amazonから発売になりました。250円です。
「CRP TOKYO 2015 WINTER JAPAN "passing each other" 」
横木安良夫氏が主催するCRP (CROSSROAD PROJECT)からのリリースです。
東京の街を行き交う人々のスナップショットを中心に、約30枚の写真で構成しています。
ぜひ、ご覧くださいませ(^^)
Kindle電子書籍は、iPad、iPhone、Androidタブレット、Androidスマホ、Mac、Windowsなどに、Kindleアプリケーション(無料)をインストールすることで見ることができます。
"passing each other"
東京の街をカメラをぶら下げて歩くようになって、早くも5年が経つ。
足の向くままに出かけては、気の赴くままにシャッターを切っている。
人があふれる東京の街で「出会う」ということ。
その奇跡に思いを馳せる。
LINK先をチェックして、もしよかったら、ぜひ見てくださいませ〜 (^^)
■CRP TOKYO 2015 WINTER JAPAN "passing each other"
http://www.amazon.co.jp/dp/B01BIP1H1G
■横木安良夫氏のコメント。
https://www.facebook.com/alao.yokogi/posts/954051748004631
Posted by Julian at 10時31分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2013年01月14日(月)
渡部さとる「da.gasita」 [写真集のこと]
私小説のような写真集である。
真四角の美しいモノクロ写真プリントが並ぶ米沢を舞台にした写真集。
私は、作者が出版社が経営するギャラリーで個展を開催した際に購入したので、作者のサインとRolleiflex 2.8Eのイラスト?が入っている。
最近、仲良くしていただいている写真仲間に作者と親しい方が幾人かいて、この写真集の制作に纏わる話などを少しだけ漏れ聞かせて貰った。写真家がプリントにこだわり印刷にこだわり、出版社がそれに応えるとどういうものができるのか。本作は、その素晴らしいサンプルになっていると思う。
こういう写真集を目にすると、自分のスタイルとか何とかいう以前の、モノクロ写真プリントとしてのあるべき姿、良い写真とは何かが理解できるような気がする。やはり何処の世界も一緒で、一級品に触れることで初めて、そのあるべき姿を知ることができるのだ。
商業印刷されたものではあるが、この写真集のモノクロ写真は、指標になり得る。
白を飛ばさず、黒を潰さず。陰も空も出来る限り階調の中に入れ、飛ばす時は飛ばす、潰す時は潰す、白いものは白いし、黒いものは黒い、理由のある飛ばし方潰し方をする。そういうことが、わかる。
自分としては、この写真集を見て、まずは基本通りのプリントを制作したいと強く思った。手法は、アナログでもデジタルでも良い。「おっ、わかってるね」というプリントを制作したい。そのためには、撮る時からプリントを想定して撮る必要があるのは、想像に難くない。元が悪かったら、後工程だけではどうにもならないこともあるからだ。
なかなか難しいような気がするが、もしできた時には、コンテストグレードのプリントが仕上がっていることだろう。
今年の試行錯誤の最初は、モノクロプリントから、かな・・・。
次の展示には、もう間に合わないけどね(^_^;)・・・
Posted by Julian at 13時23分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2012年02月04日(土)
写真集 [写真集のこと]
我が家にある「写真集」をかき集めてみたら、これだけあった。
ここに写っていないが、他に森山大道「にっぽん劇場写真帖」、増山たづ子「徳山村写真全記録」、立木義浩「風の写心気」を持っており(この写真を撮った時、たまたまこの三冊が見当たらなかった・・・)、全部で13冊が家にある。
写真家は、前述の森山大道、増山たづ子、立木義浩の他、横木安良夫、岩合光昭、田中長徳、蜷川実花、川内倫子、Henri Cartier-Bresson。「レンズは語る」はナショナル・ジオグラフィックの傑作選で、大勢の有名写真家の作品が掲載されている。
普通、こういう話をblogに書くと、次の展開としては「この写真集に衝撃を受けた」とか、「この人のこの作品に影響を受けた」という話になるのが定石だが、ここではそういう話にならない。
何故かというと、最近購入した森山大道、蜷川実花、川内倫子以外の写真集は、内容をすっかり忘れてしまっていて、そもそもなんでこの写真集がここにあるのかすら忘却の彼方というものすらある。これらの本を買っただけで満足し、じっくり時間をかけて見たのかさえ怪しい。そんな体たらくなので、書きたくても書けないのだ(^^;)。
ここ三ヶ月くらい「写真作品とは何か?」「何をどうすることで、作品として伝わるもののある写真になるのか」を考え続けてきたわけだが、巡り巡ってたどり着いた先は、先人が「作品」として発表してきたものを一度確認してみようということだった。ま、学習する過程としては、普通一番最初にやるべきコトに、今頃たどり着いたと言うことだ。
そんなわけで、家の本棚をひっくり返して手持ちの全ての写真集を引っ張り出してきた。
これから改めて、折を見て一冊づつじっくり鑑賞し、「写真作品とは何か?」に対する現時点の自分の考えをまとめていきたいと思う。
Posted by Julian at 17時52分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2011年06月03日(金)
6月1日、写真の日。「CHOTOKU @WORK 1964-2001」 [写真集のこと]
「写真の日」なんてものがあることを、今年のその日が来るまで全く知りませんでした(^^;)。
そんな日に、田中長徳氏の「CHOTOKU @WORK 1964-2001」なる写真集が届きました。
たまたまアマゾンで中古本を500円ほどで販売しているのを見つけ、どんな本かも知らずに何の気なしに注文したら、思いのほか立派な、写真の日に相応しい立派な装丁の本が送られてきました。新刊時の価格は、3,800円もしたようです。
写真学生時代から2001年までのチョートク氏の写真作品とともに、撮影したカメラのインプレッションというかストーリーというかがしたためられた内容です。
長年の作品を振り返るアンソロジー的な内容でありながら、チョートク氏らしく、撮影したカメラにもこだわった写真集になっています。
有名写真家の、気の入った素晴らしい作品集なのに、なんでこんなに安いのか調べてみたら、たまたまこの一冊が飛び抜けて安価であったことが判明しました。既に絶版になって久しく、綺麗な物は中古市場で1万円近くで販売されていることもあるようです。
まだ腰を据えてじっくり見るには至っていませんが、これはまさに写真の日の贈り物かもしれません。
私は、このここのところマニュアルフォーカスのフィルムカメラを使った街角スナップ系の写真中心に撮影活動をしています。
これは、そっち方面をさらに深めよという示唆かな?と、勝手に思う事にします(^^)
Posted by Julian at 23時45分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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