2012年02月04日(土)
写真集 [写真集のこと]
我が家にある「写真集」をかき集めてみたら、これだけあった。
ここに写っていないが、他に森山大道「にっぽん劇場写真帖」、増山たづ子「徳山村写真全記録」、立木義浩「風の写心気」を持っており(この写真を撮った時、たまたまこの三冊が見当たらなかった・・・)、全部で13冊が家にある。
写真家は、前述の森山大道、増山たづ子、立木義浩の他、横木安良夫、岩合光昭、田中長徳、蜷川実花、川内倫子、Henri Cartier-Bresson。「レンズは語る」はナショナル・ジオグラフィックの傑作選で、大勢の有名写真家の作品が掲載されている。
普通、こういう話をblogに書くと、次の展開としては「この写真集に衝撃を受けた」とか、「この人のこの作品に影響を受けた」という話になるのが定石だが、ここではそういう話にならない。
何故かというと、最近購入した森山大道、蜷川実花、川内倫子以外の写真集は、内容をすっかり忘れてしまっていて、そもそもなんでこの写真集がここにあるのかすら忘却の彼方というものすらある。これらの本を買っただけで満足し、じっくり時間をかけて見たのかさえ怪しい。そんな体たらくなので、書きたくても書けないのだ(^^;)。
ここ三ヶ月くらい「写真作品とは何か?」「何をどうすることで、作品として伝わるもののある写真になるのか」を考え続けてきたわけだが、巡り巡ってたどり着いた先は、先人が「作品」として発表してきたものを一度確認してみようということだった。ま、学習する過程としては、普通一番最初にやるべきコトに、今頃たどり着いたと言うことだ。
そんなわけで、家の本棚をひっくり返して手持ちの全ての写真集を引っ張り出してきた。
これから改めて、折を見て一冊づつじっくり鑑賞し、「写真作品とは何か?」に対する現時点の自分の考えをまとめていきたいと思う。
Posted by Julian at 17時52分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
トラックバック
トラックバックURL
http://photo.digi50.com/a-blog/tb.php?ID=1041
コメント
毎度。
なんか最近ずいぶん真剣に取り組んでますね−。
私は自分の「センスのなさ」には自信があるので、肩の力を抜いてゆる〜い感じで楽しむことにしています。(苦笑)
でも、昨シーズンの画像整理も終わってしまったので私も持っている写真集の棚卸しをして、今一度眺めてみようかと思います。
何せ、出歩けないため、ヒマなんですよ。(爆)
木馬さん、こんばんは〜(^^)
なんというか色々な人の影響を受けているみたいです(^^;)
昔から、何かとイメージ系のアートな世界と接点がないでもなかったのですが、どちらかというと苦手な感じだったので、自分でも意外です。
写真って、センスと技術の間で行ったり来たりするモノのような気がします。木馬さんのレース写真を拝見する限り、テーマを絞っている人の強み、技術は勿論、磨かれたセンスを感じますよー。マジで。
ちなみに、お姉さん写真からは、深い愛を感じます (゜゜)\バキ☆
では、土曜日に、お会いしましょう(^^)/