2011年04月16日(土)
ベンチとピッカリコニカ [銀塩写真]
街角に設けられた小さな公園に二つだけあるベンチ。
周りは、草花に溢れたプランターや鉢で囲まれています。
車や自転車で通りがかったら、きっと目にも入らないような街中のこんな小さなスペースが、地元の人は勿論、徒歩で通りがかった人にも、なにかほっとする憩いを与えてくれます。
話変わって、ピッカリコニカ(Konica C35EF)は、やはり大したカメラです。
ピッカリコニカで撮影したフィルムには、1,200万画素相当のフィルムスキャナでスキャンして、ディスプレイの等倍表示に耐える解像度で写真が記録されています。
フィルムカメラの画質を決めるのは、レンズの光学系とフィルムです。1,200万画素等倍表示に耐えうる解像を実現するには、この二つが優れていなければなりません。
ピッカリコニカの光学系は、少なくとも40年以上前に設計されたものだと思われるのですが、2011年のデジタル技術に対し余裕で耐えています。
つくづく、昔の光学技術は、侮れません。
また、その技術を惜しみなく、発売時の定価31,800円のこのカメラに投入した当時のコニカも、大したものだと思います。
Posted by Julian at 10時52分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
あの「ちょんっ!」というシャッター音を奏でるカメラを、
私がこんにち再認識するとは思いませんでした^_^
当時は、なんて安っぽいと思っていたのですけどね(^^;)・・・。
デジタル全盛の今、改めてピッカリコニカの偉大さに気づかされています・・・。