2006年12月16日(土)
Konica FT-1 motor修理 [写真機メンテ]
シャッターの調子がすっかりおかしくなってしまったKonica FT-1 motorを二度目の修理に出した。コニカカメラは、ここ数年の変遷を経て、現在はソニーに修理に出すことになっている。
旧コニカのいいところは、FT-1のような20年以上前のカメラでも、「できる範囲で」という但し書きは付くモノの、修理、整備を引き受けてくれることだ。
果たしていつまでやって貰えるのか、不安がないわけではないけれど、とりあえず今は、とてもありがたく利用させて貰っている。
是非、銀塩カメラのメカニズムについての知識を、旧コニカミノルタの整備エンジニアの間で、引き継いでいって欲しいと思う。
世の中、デジタル=使い捨ての道具が主流になってきているけど、一方でSlowstyleな流れも確実にある。
銀塩フィルムや、銀塩カメラメーカーには、是非この流れを捕らえて、なんとかビジネスを継続していって欲しいモノである。
新しいばかりが良いわけではない。革新的なことばかりが良いわけでもない。効率ばかりが能じゃない。
道具には、タッチとか、好き嫌いとか、機能以外にもそれを使う理由がある。過程と結果に使用者が満足していれば、それでいいのだ。
Posted by Julian at 10時47分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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