2006年12月25日(月)
やっぱり、フィルムって良いなぁ・・・ [銀塩写真]
銀塩カメラの面白いところは、同じフィルムを使う限りカメラは違ってもデジカメで言うところの「画像素子」に差はないと言うことだ。
故に、現行のカメラでも30年前のカメラでも50年前のカメラでも、ちゃんと動作さえしてくれれば、最新機種の銀塩カメラと、ほぼイコールコンディションで撮ることができる(厳密には、レンズのコーディングなど素材の経年劣化があるから完全にイコールとは言えないのだが・・・)。これは、銀塩カメラの最もデジカメと異なる点の一つだと思う。
我がKonica C35 flashmaticは、発売から既に35年を経過しているわけだが、写りの方はご覧の通り。真ん中の白いカエルが少し白飛びしてしまっているが(^^;)、描写はなかなか優秀だ。
次は、いよいよ、リバーサルで撮ってみようかな・・・。
Posted by Julian at 22時33分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2006年12月24日(日)
大谷石地下採掘場跡 [デジタル写真]
クリスマス・イブだというのに、色気もなんにもない石の空間の撮影に行ってきました(^^;)。
行き先は、栃木県の大谷石地下採掘場跡。
地下に広がる上下四方を石で囲まれた2万平方メートル(140m×150m)の空間は、コンサートや美術展、映画の撮影などに利用されることもあるようです。
ヒンヤリした空気と石の空間は、ただそこに立っているだけでシンとした気持ちになります。
週末ながら観光客はあまりいないようで、内部で三脚を利用しての撮影ができました。
上の写真は、ISO200で三脚を利用して撮影しています。
長時間露光しているので動いている人間は通常写らないのですが、この写真では、立ち止まって何かを見ていた人が左下にうっすらと写り込んでます。ちょっと怖いですね(^^;)。
上の写真は、資料館前の喫茶店入り口に立っている道祖神です。勿論、大谷石でできています。
一応、ギャラリーを作れるぐらいの枚数は撮ったのですが、契約しているホスティングサービスのディスク容量が既に目一杯なので、しばらく公開することができません。
年明けには、ホスティングサービスの契約先を引っ越しなければ・・・(URLは、独自ドメインなので変わりません)。
Have a happy holidays!!
Posted by Julian at 22時09分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2006年12月22日(金)
少し古いデジカメ [写真機徒然]
画素数などカタログスペックで見ればお話にならないような古いデジカメでも、レンズや画像処理ソフトウェア等がちゃんとしているカメラは、時を経ても写りの魅力が色褪せないようだ。今でもたまに、思い出したように昔の主力機を取り出してきて撮影しては、そんな思いに囚われる。
今日は、Nikon COOLPIX950で愛猫を撮影してみた。2004年にDiMAGE A1を購入するまでの我が主力機だ。
画素数わずかに211万画素ながら写りは相変わらず素晴らしい。ホワイトバランスや露出のコントロールは流石ニコン、実に優秀である。愛猫を撮るには、スイバルデザインがとても便利だ。
DSLRが一般的になってから、すっかり「良い写りを求める人は、デジタル一眼で」という風潮になってしまったけれど、こんな高級デジカメがあっても良いんじゃないかと思う。
でも流石に、COOLPIX950の定価125,000円と言うのは、例え画素数が1,000万画素だったとしても、今では通用しないだろうなぁ・・・。
Posted by Julian at 23時39分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2006年12月21日(木)
反省 [日々の徒然]
最近、写真の撮り方が雑になったなぁ・・・と自覚しつつあります。
以前は、「正しい構え方」を忠実に守るべく、両手で持って、脇を締めてとか意識して撮っていたんですが、最近は片手で撮ったり、ノーファインダーでシャッターを切ってみたり・・・。
だんだん、いい加減な撮り方ばかりで、ちゃんとした撮り方ができなくなってきているような気がします。三脚も全然使ってない。
変な癖がつく前に、もう一度基本に戻ろうと思います。
エキセントリックな写真を狙わず、きちんと露出とピントを合わせて、ハッキリクッキリと撮る。それで良い写真が撮れなくなったら、それは単に腕が悪いから。
さーて、週末は晴れるかな・・・。
Posted by Julian at 23時54分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
岩合光昭写真展 at オリンパスギャラリー [写真展]
先日、小川町のオリンパスギャラリーへ行ってきた。今は、オリンパスユーザではないのだけれど、かつてC-1400LやC-3040Zoomを使っていたことがある。でも、今回のお目当てはカメラではなく、岩合光昭写真展だ。
岩合光昭氏の名前を知ったのは、実はネコの写真だった。なんともかわいらしいネコの写真を、国内はもとより世界の街角で撮影した写真集が自分と岩合氏との出会いだ。
その後、ナショナルジオグラフィックの写真集を買って見ていたら、そこに彼の名前があり、岩合氏が世界的な動物写真家であることを初めて知った。その時に見た写真は、アフリカの大地で何かに追いかけられて逃げまどう鹿のような動物の群れの写真だった。
今回の写真展では、オーストラリアのコアラやカンガルー、カナダのシロクマなど、珍しい動物写真のオンパレード。でも不思議なことに、最初に見たネコの写真と今回見た野生動物の写真には、どこか一脈通じるモノがあった。
野生動物でも街のネコでも、岩合氏は動物の「表情」を上手にとらえる。そして、展示される写真や写真集に収められる写真は、みんないい顔をしているのだ。
自分は、街撮りが多いので、そのまま岩合氏の写真の真似をすることはあまりなさそうだけれど、もしもネコにでも出会ったら、「いい顔」で撮れるように、すこし頑張ってみようと思う。
Posted by Julian at 22時41分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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