2011年10月24日(月)
グループ展 [写真展]
まだ大分先だが、来年2月のグループ展に出展する事になった。
なった、のはいいが、どうしたもんかと考えている。
今日の連絡によれば、1月初旬には、なにを出すのかある程度決めておかなくてはならないようだ。と言うことは、逆算すると、何を展示するか本気で考えないと、間に合わない時期が迫っているということである。
まずは、自分のコンセプトを決めようと、とりあえず展示テーマ案を考えてみた。
一つ目の案は、月並みながら、展示するギャラリーの周辺をいつもの調子で撮って歩いて、セレクトしてプリントして展示すると言うもの。この案は、アイデアとして悪くないと自賛しているのだが、自分の11月の予定を見ると、如何せん時間的に厳しい。
二つ目の案は、特別なことはなにもせず、ただカメラとかレンズとかフィルムとかを統一して、そっち方面でまとまりのある展示とすること。つまり、Konica AR HEXANON で最近撮った写真ばかり集めて、機材とともに展示する。これは、いつもの機材でいつものごとく撮ればいいし、過去作品も使えるので楽だが、なにかつまらない気がする。
三つ目の案は、ベスト・オブ・Julianセレクションとして、過去のFlickr人気上位を展示するもの。しかし、これだと猫写真だらけになってしまう上に、悪いことに一番人気の写真のネガが見あたらず、プリントができない。更に、今の作風との乖離もある。せっかくの機会なのに新作無しというのも残念である。
そんなこんなで、コンセプト一つ、なかなか決められない。
ちゃんと考えておかないと、意図せずに、絵はがきみたいな写真の展示になりかねない。こんなことで、きちんと自分らしい作品を展示できるのだろうか(^^;)。
ま、とりあえず、カメラを持って街をぶらつきながら、おいおい案をまとめたいと思う。
案外、結局、上記3つのどれかになるかも・・・ボソツ
Posted by Julian at 21時01分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年10月17日(月)
ただ、撮る #4 [銀塩写真]
我が銀塩コンパクトカメラは、HEXANONの写りに加え、コンパクトらしいサイズとデザインが好きで、基本的に全てコニカ製である。
ただ、例外として2台だけ、キヤノンのCanonetシリーズを持っている。1台はCanonet QL17、もう一台が渋谷で上の写真を撮影したCanonet G-III 17だ。
Canonet G-III 17は、1972年の発売開始から約10年にわたり、累計100万台以上が生産されたベストセラーカメラ。それだけ売れるにはやはり理由があるわけで、操作性も良く写りも素晴らしい。
さて、「ただ、撮る」と題したシリーズも第四弾、今回は、2011年6月頃に撮影した東京スナップ写真だ。
ここから先、カメラは、いつものコニカ。
休日の表参道では、街のあちこちで、こんな光景に遭遇する。
テレビなのか、ラジオなのか。何をインタビューしているんだろう?
これも表参道。二つの通りをつなぐ通路が、なんとなくフレームに見えた。早速フレームの手前側でカメラを構え、たまたま向こう側を通った人を撮影しよう思ったら、制服姿の女性が通りがかった。
もう一枚、表参道の交差点にて。自転車に乗った警察官と和服の二人の対比が面白く、瞬撮で一枚撮った。ピントは目測である。
この光景を目にしてシャッターを切らないカメラマンは少ないのではなかろうか? なかなかインパクトのある新聞屋さんだった。
表参道のような繁華街ではない、なんでもない住宅街でも時折こういう光景にぶつかるから、お散歩撮影は面白い。
Posted by Julian at 20時22分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2011年10月10日(月)
ただ、撮る #3 [銀塩写真]
「ただ、撮る #3」は、9/10に写真仲間と撮影した浅草の写真。この日のあと数日間、なにかとバタバタと忙しく、ついblogに掲載し損ねていた写真達だ。
メンバーは、10月15日からのAAAギャラリーモノクロ展に参加する3名+Mさんと私の5名。
私は、午後三時頃より途中参加し、そのまま夜の部(=飲み会)まで参加した。
浅草は、SekineR2000さんのテリトリー。この日も、彼のリードであちこちうろうろとお散歩。上の写真は、アリゾナ・キッチンにて。
こちらは、六区近くのお土産屋さん。今も昔も、浅草と言えば外国人。
こういう日本土産がガンガン売っている(^^)
最後は、フォトグラファーを撮影するフォトグラファーを撮影したフォトグラフ。
こういう写真は、グループでの撮影散歩ならではかも(^^)。
Posted by Julian at 19時29分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年10月08日(土)
Art Araq Asia企画展 「モノクロ」写真・絵画・イラスト展 [写真展]
写真仲間のKumarinXさん、セキネ ヒロキさん、柿沼基子さんが出展するArt Araq Asia企画展のご案内です。
■日時:2011年10月15日(土)〜10月21日(金)
■場所:横浜山下町 AAAギャラリー
■タイトル:「モノクロ」写真・絵画・イラスト展
【営業時間】
平日・日曜日12:00〜19:00
土曜日14:00〜19:00
月曜日 休廊
オープニングパーティ:10月15日(土)15時〜19時
私自身は出展しませんが、15日(土)の午後に会場へ行こうと思っています。
もう一つの秘密結社NGPに集う写真家たち「Photographes d'une autre société secrète NGP」のメンバーも何人か、会場付近をうろうろしていると思います。
ご用とお急ぎでない方は、是非、行ってみてくださいませ〜(^^)
Posted by Julian at 18時04分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 1 )
2011年10月06日(木)
追悼 Steve Jobs [日々の徒然]
Apple社の創業者の一人にして前CEO・Steve Jobs氏が2011年10月5日に亡くなった。
Jobs氏の死について、マスコミは元より、インターネットやコンピュータ産業の企業や有名人から、MacやiPhoneユーザの一般人までが発信し、一人の経営者の死を遙かに超えた量の情報がデータとなって世界中のネットワークを駆け巡り続けている。
米国大統領のバラク・オバマは、「世界を駆け巡るJobs氏の死に関する情報を見たり書いたりしている端末の多くがJobs氏の発明品であることが、彼の成功の証明だ」というような意味のコメントを出していたが、まさにその通りだと思う。
私は、1993年に初めて自分のパソコンとして「Apple Macintosh LC III」を購入して以来、Apple社の製品を連綿と使い続けてきた。
今は、メインのパソコンとしてMacBook Proを、音楽マシン兼写真データ保存用HDDのRAIDマシンとしてiMacを、無線LANにはAirMac Extremeを、携帯端末としてiPhone4を、カーオーディオとしてiPod nanoを、それぞれ使っている。すっかり、Apple製品にどっぷりだ。
1996年頃からは、記事を雑誌等に寄稿するようにもなり、Apple社やJobs氏のことを書くために、Apple創業後の彼の経歴を調べたりしたこともあった。
2005年のスタンフォード大学卒業式展でのスピーチの締めの言葉、「Stay hungry,Stay foolish」は、現在Facebookのプロフィール欄に載せている座右の銘でもある。
私は、Steve Jobsの経営者としての偉業は、大きく二つあると考えている。
一つは、コンピュータを個人のモノとしたこと。つまり「パーソナルコンピュータ」を、概念ではなく実際にヒット製品「Apple II」として世に送り出すことで、その地位を確立させたことだ。IBMの参入も、マイクロソフトの躍進も、Apple IIのヒットがなければなかったか、あるいはもっと遅くなっていた。
なお、MacintoshでGUIを導入したこともパソコンの普及に於いて大きな役割を果たしたが、こちらをヒットさせ一般化させたのは、どちららかと言えばMicrsoftのBill Gatesの功績だと思う。
二つ目は、コンピュータの利用環境を家の中から家の外へ、人々のポケットの中へと広げたこと。
これも以前からコンセプトは色々な人が語り、NTTドコモのiモードなどで部分的には実現していたが、iPhoneの大ヒットがあって初めて世界中の人々や企業がこの世界へ本腰を入れ、今や、コンピュータを携帯端末から使うことは当たり前のことになった。
最近は、クラウドコンピューティングがホットな注目を集めているが、これだってiPhoneが切り開いた「携帯電話の通信機能を持った小型高性能コンピュータ」の普及がなければ、こんなにも一気に広がることはなかったはずだ。
Steve Jobsによる二つの偉業の結果、30年前に彼が夢見た「個人の能力を拡張する道具としてのコンピュータ」が一層身近なものとなり、まさに、いつでもどこでも誰もが利用することができるようになった。
更に、この環境をプラットフォームに、人と人、モノとモノ、人とモノなど、様々な関係性までもが新しい局面を迎えようとしている。
コンピュータの歴史の中で、一度ならず二度までも世界を変えた男、Steve Jobs。
56歳の死はあまりに早すぎる。
今はただ、心から冥福を祈りたい。
Posted by Julian at 20時01分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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