2008年08月09日(土)
夏休み8日目 [日々の徒然]
早くも一週間が経ち、また土曜日がやってきた。
夏休みも残すところ土日の二日のみである。
今年の夏休みは、特になにも計画せず特別なイベント事もなく日々行き当たりばったりに過ごしてきたが、それなりに充実した休みを過ごせたような気がする。
今日は、朝から土曜日の日課である家の掃除をこなした後、昼食がてらぶらりと出かけることにした。
カメラを持っていこうと防湿庫を覗いたら、気のせいかSONY AF500mm F8 Reflexが「自分を連れて行け」と主張しているような気がして(^^;)、このレンズをピックアップしボディはα100となった。所謂街撮りで500mmなんて使うのか?と冷静に考えれば、まぁ、普通は使わないだろうが、普通の街景色を普通に撮っても面白くないし、これでしか撮れない絵というのもある。そんなわけで、街撮りだけど敢えてAF500mm F8 Reflexメインで行くことにした。
首からカメラをぶら下げて、ぶらぶら徒歩で駅方面へ向かいつつ目に付くものにレンズを向けてシャッターを切る。500mm Reflexの良いところは、首からぶら下げて街中を歩いていてもさほど目立たないことだ。
でも、それほどコンパクトなレンズではあるが、500mmの長玉であることに変わりはない。手持ちで撮影するのは、手振れ補正があってもかなり厳しい。何しろシャッターを切る前にほんの少しぶれただけで、被写体がファインダーの視野から消えてしまうのだ。
故に、手持ちで撮る際には、撮りたいものを見つけたら手早くフォーカスを合わせて、あまり神経質にならずにシャッターを切り細かい構図の具合は運を天に任せるような撮り方に慣れなければならない。多少の傾きや端に余分なものが写り込んでしまった場合は、迷わずPhotoshopでレタッチすればいいや、位の気持ちで撮らないとシャッターを切ることすらできないだろう。
まぁ、素直に三脚を立てるなり一脚で支えるなりすればいいのだが、お散歩しながらの街撮りでは、なかなかそこまでする気にはならないものだ。それ故に、上記のような邪道的「コツ」が必要になるのだ。
ところで、今夜は久しぶりに涼しい。エアコンなしで快適に夜を過ごせている。そろそろ暑さの峠は越えたのかな?
本日の昼食は、下赤塚駅前の「辰巳庵 そば」にて天そば。正直のところ、期待したほど美味くなかった・・・蕎麦にはちょっとうるさいのだ。
夕食は、家で店屋物のカツ丼。
Posted by Julian at 18時27分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2008年08月08日(金)
夏休み7日目 [日々の徒然]
世間では今日からオリンピックである。自分も、時間があるときに気が向いたらテレビで見るかもしれないが、どうも今回の北京五輪は、積極的に応援しようという気になれない。
テレビなどを見て応援すると言うことは、とりもなおさず北京五輪に参加することになる。
でも・・・チベットや新疆ウイグル自治区への侵略と専制的支配や、聖火リレーにおいて全世界で見せた行きすぎた漢民族ナショナリズムと混乱、わざわざ五輪期間中に実施される数々の首脳会談など五輪の露骨な政治利用等々、どれを取っても五輪精神の欠片も感じられない中華イベントとしての五輪には、どうにもこうにも違和感を感じるのだ。
勿論、中国も含め、五輪に参加する選手に罪はないのだが・・・。
さて、怒濤の9連休の夏休みも残すところ3日になった。過ぎてしまえばあっという間である。この夏休みは、どこへも行かずに家をベースにすることを最初から決めていて、予定通り基本的に毎日家の周りで過ごしている。
今日は、特に何の予定もないので朝から万年筆の様子を見つつ、後はブラブラ過ごすつもりだったのだが、10時頃になってあまりの天気の良さに明日の予定だった洗濯を今日してしまおうと思い立ち、その時着ていたものまで洗濯機に放り込んで洗濯をすることにした。今日のピーカンなら、朝から干さなくても午後だけで十分に乾く。
昼頃からは、自転車で成増へ出かけてちょっと用足し。その後家に戻り、火曜日に途中まで見てそのままにしてあった「The Lord Of The Rings」の続きをDVDで一気見した。この三部作映画は、とても面白いのだが一本一本が長い。終わりまで一気に見たら、流石に疲れてしまった。
北京五輪の開会式は、途中から見ている。中国文化圏に属するものとして、素直に感動できた部分と、いかにも偽善的で嫌悪を感じた部分が同居していた・・・というのが前半部分を見た素直な感想である。
昼食:マクドナルドでダブルチーズバーガー&フィレオフィッシュ
夕食:黄金餃子にて、黄金餃子、ミミガー、にんにくラーメンと生中(^^;)。
Posted by Julian at 21時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
SHEAFFER 万年筆復活 [日々の徒然]
昨日から復活作業に取り組んできたSHEAFFER万年筆。
昨夜のうちに水中から取り出して一晩乾かし、今朝インクカートリッジを取り付けて試し書きをしてみたら、何事もなかったかのようにすらすらと書けた。復活プロジェクト大成功である。
さらに嬉しいことに、家の片付けを進めていたら、このペンのケースと保証書が出てきた。保証書には新宿伊勢丹の販売店印が押してあり、保証内容は「Lifetime Warranty」だそうである。ただ、SHEAFFER社の日本語Web Siteを見ると、今は数十万円もするような高級万年筆でもLifetime Warrantyは付けていないように見える。果たして、この保証書が有効なのかどうか一抹の不安がないではないが、まぁ、そもそも所持していることすら忘れていたようなモノなので、もし保証してくれたらみっけものぐらいの気持ちでいればいい。
ところで、万年筆で書いた自分の文字をしみじみと眺めるに、何故この筆記具が10年にもわたり蔵される羽目になったのか、その理由がわかったような気がした。悪筆なのは子供の頃からで、まぁこれは仕方ないとしても、万年筆など書き慣れないもので書くと、これがさらに読みづらい文字になってしまうのだ。これなら、ボールペンで書いた方がまだましである。
10年前に引越した際に予備の筆記具入れに仕舞い込まれ、ついにそのまま日の目を見ぬままに10年が過ぎ、10年後の引越で再発見されるに至るとは、考えようによってはこの万年筆にまつわるドラマチックなエピソードともいえるかもしれないが、実際のところは単に実用上用無しだっただけなのだ。
しかし、今度は、真面目に使ってやろうと思う。文字が下手なのは仕方がないが、要は読めればいいのだ。開き直って、久しぶりに手書きで文字を認めていこうと思う。
丁度、これまた久しぶりに、思いつきをメモする「アイディアノート」を作る必要性を感じていたので、今回復活させたSHEAFFER 万年筆は、それ用の筆記具の一つとして活用していくつもりだ。
Posted by Julian at 13時07分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2008年08月07日(木)
夏休み6日目:病院と万年筆 [日々の徒然]
世間様は平日だというのに月曜日から夏休みを満喫しているためか、街場に出ると、なんだか申し訳ないような気分になってくる。でも、よく考えてみれば世間様がお休みになる来週は、普通に出勤するのだ。夏休みは、天下の回りもの(?)。堂々と休もう。
そんなわけで、今日もお休みである。しかし、朝から病院へ行くことになっていたので、昨日までのようにゆっくりと朝を過ごすことはできない。今日は、AM8:30前には家を出た。某有名病院に着くと、そこは既に激混み状態。予約しているから・・と気楽に構えていたのだが、昨日の予約来院患者数が3,900人もいたことを知って、予約をしているから大丈夫ではないことを悟らされた。
それでも、無事30分遅れで診察は終了。レントゲンを撮り、まぁ、一応原因が特定できたとのこと。後日MRI検査もやることになったが、それはそれで別に予約がいるとのことで、今日はやらないことになった。後はどうやって直していくかである(それが問題なのだが・・・)。病院を出たのは、既に1時過ぎ。その間も患者はひっきりなしで、医者が休めているようには見えない。彼らも大変である。
病院を出て駅に向かって少し歩いていくと、なんだか良い感じの雰囲気のラーメン屋を発見した。丁度腹も減っていたので、店名も見ずに早速店内へ。食券機の一番左上にあった「特製ラーメン」なるものを食した。味は、鶏+魚介の和風スープが美味い!一気に食ってから店内を見回し、この店が「神勢」という店であることを知った。後から調べたら結構な有名店らしい。待たずに入れたのはラッキーだったのかも。
昼食後は、地下鉄駅前のドトールで一服。ここでmixiをケータイから更新するという新たな技?を駆使。外はピーカン。どこかへ行く気力を無くし、まっすぐ家へ帰るつもりで電車に乗った・・・はずだったのだが、思うところあって池袋で下車した。
池袋では、西武百貨店のLOFTへ。ここでSHEAFFER万年筆の替えカートリッジを購入。実は、一昨日家を掃除していた際に、以前何かの機会に頂いたSHEAFFER万年筆が出てきた。せっかくなので、復活させてやろうと考えたのだ。
家に帰って早速カートリッジを装着するも、待てど暮らせどまともにインクが出てこない。まぁ、10年近くも放置すればそれも当然と思い直し、このページを参考に万年筆復活作業を行ってみることにした。果たしてこれで復活してくれるのかどうかわからないが、やってみる価値はありそうだ。他のページを調べてみたら、PILOT製万年筆の場合、インクが完全水溶性ではないため、水やぬるま湯に浸けただけでは古いインクが溶け出さず、この方法での復活は難しいらしい。SHAEFFERの場合はどうなのだろう。
昼飯:ラーメン「神勢」 特製ラーメン
夕飯:自宅にてメンチカツと海老フライのごはん。
Posted by Julian at 15時58分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2008年08月06日(水)
夏休み5日目:美術館のはしご [日々の徒然]
今日も朝から曇り空である。でも天気予報を見ると、降水確率は20%と案外低い。それならばと、今日は出かけることにした。
午前中に家の掃除(今日の担当は、風呂掃除)をして12時近くに出発。地下鉄を使って日本橋〜八重洲方面へ行くので徒歩だ。
まず、相方のリクエストにより丸ビル35階のタイ・レストラン「マンゴツリー」にて昼食。ランチブッフェなので、好きなものを自分で皿に取って食する形式だ。今日のランチブッフェは、タイ料理の中でも中華の影響が濃いメニューをずらりと揃えたような印象。その昔、バンコクに行った際に散々出てきて辟易させられた魚醬バリバリの魚料理のような「濃い」タイ料理は見あたらない。おかげで、どの料理を皿に取っても全部おいしかった(^^)。
昼食の後は、日本橋の三井記念美術館へ。ランチに1時間以上時間をかけた上にブラブラ歩いていったら、到着したときには既に3時近くになっていた。
ところで、何故急に美術館巡りを始めたのか?というと、実は、7月上旬に実家の両親が泊まりがけで家に来た際にプレゼントした「東京・ミュージアム ぐるっとパス 2008」が余っているからだ。せっかくなので、使わないと勿体ない。そもそも美術館って、なにかきっかけがないとなかなか行かないので、これはいい機会だとばかりに時間があるときにチケットがあるところへ行くことにしたのだ。
三井記念美術館をひとしきり見て外に出ると17時近かったが、せっかくなので近所でもう一件「ブリヂストン美術館」へも行くことにした。三井記念美術館からブリヂストン美術館までの距離は、大体1kmぐらい。移動は当然徒歩だ。
ブリヂストン美術館では、「美術散歩」と題した近代絵画の歩み展をやっていた。自分としては、印象派ぐらいまでは何とかその良さも理解もできるのだが、抽象絵画まで行くと流石になんだかわからなくなってくる。あれは「絵画」ではなく「デザイン」だと思えば、クールと思えるものもないではないのだが・・・。
帰りがけになんとなく藤田嗣治の伝記本とエッセイ本を買った。戦前パリで大活躍し、その後帰国するも国内での活動が戦争翼賛的だったと批判され、戦後再びフランスに渡りフランス国籍を取得してフランスに永住した画家である。最近まで日本での評価はさほど高くなかったらしいが、自分はそんなことは知らず、今日絵を見て何となく気になったから本を買った次第である。
それにしても、美術館のはしごなど何年ぶりだろう・・。
たまには、こういう休日の過ごし方も良いもんだ。結構歩くから健康にも良いし(^^)。
明日は、朝から病院に行かなくてはならない。
今日は、早めに寝よう・・・。
昼飯:丸ビル「マンゴツリー」ランチブッフェ
夕飯:東京駅キッチンストリート「お茶漬けダイニング・茶らく」
・・・また生中一杯飲んだ(^^;)・・・。
Posted by Julian at 22時50分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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