2007年01月23日(火)
風の写心気 [写真集のこと]
風の写心気―立木義浩写真集を何の気なしにブックオフで購入したら、なんと立木氏のサイン入り本でした!
せっかくのサイン本をブックオフに売ってしまうとは勿体ない。まぁ、おかげで私の手元に来たわけで、私としては文句はないんですけど(^^)。縁あってやってきたサイン本、大事にします。
ところで、この写真集は、「日本フォトコンテスト」で4年にわたって連載されていた記事をまとめたもので、文章も立木氏自身が書かれているようです。時々取り出して、テーマ毎にぱらぱらと見ては、構図の巧さにほれぼれしています。
スナップ写真は、かくあるべし。そんな気がします。
もうしばらくカメラを手にしない予定ですが、英気は養っておかないとね・・・。
Posted by Julian at 11時42分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2006年12月27日(水)
あの日の彼、あの日の彼女 [写真集のこと]
横木 安良夫氏の写真集「あの日の彼、あの日の彼女。」。
12月のとある雨の週末の午後、渋谷のパルコで開催されていた横木 安良夫写真展「あの日の彼、あの日の彼女。」を見に行って、その場で先行発売されていたものを買った。既に写真集購入から大分時間が経っているのだけれど、写真集もさることながら写真展で展示されていた写真が気になって、すぐに何かしらのコメントを書く気になれず、しばらくそのままにしていた。
実は、いまでも良いコメントが思いつかない。狭い空間に、額に入っていたり、壁に貼ってあったり、デジタルプリント、印画紙を使ったニュープリント、当時のプリント等が展示されていた。被写体は、30年から40年前の人々や光景。
当別ショッキングな作品というわけではない。でも、なんとなく気になる、そして気に入ってしまう写真達なのだ。
写真展で写真集を買うと、横木 安良夫氏と、彼と繋がりのある写真家とのトークセッションの入場券を貰えるのだが、自分は後の予定があったのでトークセッションには参加せずに帰った。
写真集を見ていたら、あの日、横木 安良夫氏の話が聞けなかったことが心残りに思えてきた。
Posted by Julian at 23時01分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2006年02月24日(金)
A Propos De Paris [写真集のこと]
少し前に、Henri Cartier-Bressonの代表作「A Propos De Paris」を購入しました。数日に一度、パラパラと気軽に鑑賞しています。
ライカのレンズとHenri Cartier-Bressonの感性を通じて、モノクロームフィルムに焼き付けられた1920年代末から1970年代半ばまでのパリ。
ページごとに物語を作れそうな味わい深い写真の数々は、何度見ても飽きない不思議な魅力を湛えていて、気がつくと結構時間が経っていることもしばしばです。写真集でこんな体験をするのは、初めてかも知れません。
自分は、最近、「なにを」撮りたいのか自分で把握できずに迷い、撮影に行けば行ったで「どう」撮りたいのかがわからずに迷っています。
この写真集を見ていると、「魅力的な光景や対象を、奇をてらわずに切り撮る」ことが写真の基本であることを教えられるような気がして、なぜか落ち着きます。
Henri Cartier-Bressonの写真集を購入したのは、この本で二冊目です。
以前購入した「Henri Cartier-Bresson (Masters of Photography Series)」は、いまいちピンと来ませんでした。
しかし、「A Propos De Paris」には、どうやらノックアウトされたようです・・・・。
Posted by Julian at 23時37分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )