2011年06月25日(土)
Nikon U (Nikon F65) [写真機徒然]
何の気なしに防湿ケースに目をやると、半透明の箱の中にNikon Uの背面が目に入りました。
ん?フィルムが入ってる・・・。
一体いつ入れたものか、果たして何が写っているのか、全くわかりません。
それどころか、実は、Nikon Uがまだ手元にあったことすら忘れていました(^^;)。
ヤフオクに出品したような記憶があるのですが、落札されなかったのか、そもそも出品用に写真だけ撮って出してなかったのか・・・ともかく、防湿剤を交換する時以外、めったに開けない防湿ケースのなかにセットレンズと一緒にNikon Uが確かに入っています。
思い起こしてみればこのカメラも不幸なカメラです。
フィルムスキャナNikon COOLSCAN IV EDを手に入れ、それまでのフィルムをあらかたスキャンし終わった頃に、新しくフィルム写真を撮るカメラが不調のESPIO120miとハーフ版のSAMURAIしかなかったことから、後継機U2が出て投げ売りになっていたUを新品で手に入れたまでは良かったものの、当時写真の素養が全くなく、基本シャッターを押すだけの自分に一眼レフは荷が重すぎ、またデジタルカメラNikon COOLPIX950を既に持っていたこともあり、ほとんど使わないまま眠りにつくことになってしまいました。
時折、思い出したように持ち出しては、フィルムを詰めて撮ったりもしていましたが、そうこうしているうちに自分に第一次写真ブームが巻き起こり、忘却の彼方へと押しやられて今に至っています。
Nikon Uは、別名Nikon F65。
発売当時、キヤノンのKISS、ミノルタのSweetなどの商品に影響を受け名称を「U」としたことで、当時のニコンの最軽量一眼レフであり、プロがサブ機として持ち歩いたくらい中身はしっかりしたカメラだったのに、ベテランNikon党からはライトな製品イメージやペンタミラーが嫌われ、狙ったはずのファミリー層にもあまりうけず、結果、市場ではあまり芳しい評価を受けられなかった機種です。
さて、我がNikon Uをどうするか。
とりあえず、残っているフィルムを撮り切ってから現像に出すべきか、ここは割り切って途中でも現像にだすべきか、ま、普通に考えれば迷うまでもないのですが(^^;)、迷っています。
Posted by Julian at 22時56分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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