2011年05月16日(月)
KONIFLEX II 三度目の修理 [写真機メンテ]
我がオールドカメラ漁りは、一眼レフ、レンジファインダー、コンパクトカメラと来て、最後に真打ちの二眼レフに戻ってきました。
このKONIFELX IIは、2006年12月に手に入れたもの。2007年3月に、有名な浅草のハヤタカメララボで点検整備をして貰いました。
しかし、点検整備をしてもらったものの、シャッターのバネが劣化しているとのことで、シャッターダイヤルを1/400に合わせても実測で最高:1/160でしかシャッターが切れません。
シャッター以外に問題はないため、1/400が実際は1/160であると言うことさえ覚えていれば撮れることは撮れるのですが、晴れた日の昼間には絞りをF11やF8くらいまで絞った状態でないと、撮れません。
その状態のカメラを、今度は、広島の芹沢光機さんに修理に出しました。
手に入れてから、都合三度目の入院です。
芹沢光機さんは、コニカをメインに、銀塩・マニュアル・クラシックカメラを修理している修理店。しかし、部品が劣化してしまっている55年前のカメラを直せるのかどうかわかりません。
既に製造されてから55年以上は経っている古いカメラです。部品を交換すると言っても、新しい部品は、当然供給されていません。部品取りカメラから部品を持ってくるにしても、そのカメラも50年前のカメラです。
更に、KONIFLEXは、それほど売れたカメラでもないので、そもそも数に限りもあります。ましてや、ちゃんと撮れる状態のカメラとなると、現存する数が、それほど多いとは思えません。
クラカメも、このカメラくらい古くて数も少ないものになってくると、最早骨董品みたいなものかもしれません。それ故、気軽に代替品を求めるよりも、手元のカメラをなんとか延命して、使える限りは使い続けたいと思っています。
なんとか、機能回復できると良いんですが・・・。
Posted by Julian at 21時33分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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