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写真にまつわるお気楽blog

2006年05月21日(日)

川原湯温泉山木館 [デジタル写真]

画像(240x320)・拡大画像(480x640)

山木館 水車の湯

週末を利用して群馬県の川原湯温泉山木館へ行ってきました。

埼玉から関越を通って渋川伊香保I.C.で降り、後は下道でとことこと、家を出て二時間ほど行けば川原湯温泉入り口です。距離感的には、四万温泉と同じくらいかな?
この宿は、水車とむささびで有名な老舗旅館で、創業はなんと1817年!190年前からこの地で営業されているのだそうです。

山木館は、普通の温泉街の温泉旅館とはちょっと雰囲気が異なり、ちょっと民宿っぽい雰囲気の温泉宿です。10部屋しかないこともあり女将、仲居さんの応対も丁寧で好感が持てます。
お風呂は、決して広くはありませんが泉質がとても良く、体の芯から温まるような気持ちの良いお湯のお風呂です。内風呂は源泉掛け流しで、お湯は60度以上の熱い源泉が掛け流されており基本的に水でうめて入ります。露天風呂の方は一部循環している?ようで、お湯の温度が管理されていて常に40度〜 42度のお湯が張られています。

宿の料理は、夕食には石狩鍋風鍋や山菜、手作りこんにゃくと手作り豆腐(どちらも絶品!)などが列び、超贅沢という感じではありませんが豪華で満足のいくモノでした。朝食は栗おこわがおいしい!温泉玉子も流石、玉子から自家製だけのことはありました。宿、風呂、食事トータルで満足でき、比較的割安な宿泊料を考えると、非常に満足度の高い良い温泉旅館でお奨めです。

しかし、この歴史ある旅館も、平成18年着工予定の八ツ場ダムの底に沈む運命にある・・・。ダムを造ることが、必然ならば致し方がない。でも、この風情、歴史、景観が永遠に失われてしまうのは極めて惜しい、勿体ないと思います。

200年もの間人々に愛され続けてきた場所を水没させてまで造るダムが、より多くの人々の未来の生活に極めて有用なモノであることを願ってやみません。もし、もしですが、八ツ場ダムが将来、税金の無駄遣いなどと言われるような代物であったなら、ここ川原湯に住む人々はもちろんのこと、この温泉を愛してきた人々も、絶対に許さないでしょう。
にわかファンではありますが、私も許しません。

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山藤

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道祖神

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Posted by Julian at 19時07分  トラックバック ( 0 )  コメント ( 1 )

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コメント

こんにちは、お邪魔させていただきました。

写真がとてもきれいです。特に水車の湯は、最初、お風呂とは気付きませんで、川のように見えました。

ダムで水没する温泉地ですか。であれば、こちらのブログの記事は、とても貴重な記録になると思います。

これからもブログの更新頑張って下さい。

■温泉旅館の経営者が教える旅館選び■の松田 2006年06月14日 17時21分 [削除]

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Julian

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写真を撮り始めて4年ほど。足の向くまま気の向くままに撮ってます。
銀塩もデジタルも一眼レフもコンパクトカメラもと、色々欲張ってたらカメラがやたらと増えてしまいました。機材の多くは中古品です。
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