2013年03月10日(日)
三重露光 [銀塩写真]
KONIFLEX II 2号機が修理から上がってきて、早速撮影しに行ったものの、お作法を間違えて2カットほどムダにしてしまった話を前回書いた。
その時の失敗カットが上の写真である。二重露光か?と思ったが、どうも三重露光しているようだ。操作間違いの結果なので、決して褒められたものではないが、これはこれでありかも(^^;)?
勿論、ちゃんと撮れば、しっかり写る。
2号機も、実戦投入できる目処が立った。
しかし、何故か1号機と比べて、手振れしやすいみたい・・・。
それはカメラのせいではなく、撮り手の腕の問題なのだが・・・。
中判写真展「6636展」の出展作は、KONIFLEX IIで撮影する。これは既定路線である。
世間では、Rolleiflexこそが二眼レフの主流のように言われていて、多分「6636展」でも当然そっちが主流なんだろうなと思うが、この際、天の邪鬼ぶりを発揮してやろうと目論んでいる。
そんなわけで、今後しばらく、KONIFLEX IIでの撮影を増やしていくつもりである。
果たして、50年前のアナログなフルマニュアル機を自分の主力機として使いこなせるのだろうか?
ま、とりあえず、やってみる(^^)。
Posted by Julian at 00時31分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2013年02月24日(日)
旧いカメラのお作法 [写真機徒然]
久しぶりにKONIFLEX IIで撮影して思い出したのだが、旧いカメラには、手順的なことから些細なことまで色々お作法があり、それに則って操作しないと、たちまちご機嫌を損ねる場合がある。
昨日の撮影では、KONIFLEXのお作法を忘れて、2-3カットを無駄にしてしまった。
KONIFLEX IIには、二重露光を防ぐ機械的機構が入っており、フィルムの巻き上げをしっかりやらないと、シャッターがチャージされてもシャッターボタンが押せなくなる。また、シャッターボタンを押さないと、フィルムの巻き上げができないようになっている。
昨日は、巻き上げを中途半端にした状態でシャッターを無理やりチャージしてしまい、シャッターボタンが押せなくなっているのを、無理やりシャッターチャージバーでシャッターを切った結果、今度はフィルムを巻き上げられなくなってしまった。
この状態から脱するには、多重露光ボタンを操作して、一度正しくシャッターをチャージしてシャッターボタンでシャッターを切らなくてはならないのだが、この際にレンズキャップを付け忘れて、意図しない二重露光を数度やらかしてしまった。
カメラのシャッターをというのは、切れて当たり前という先入観がある。しかし、旧い機械式カメラの場合、お作法を守らないとシャッターが切れない。
古いカメラでの撮影では、そんなことも含めて「お作法」として受け入れ、スローペースで楽しむ余裕が必要だと、改めて思った次第。
さーて。次回も性懲りもなく、KONIFLEX IIで撮りに行くぞー
次こそは、お作法を忘れないぞー!
KONIFLEX II 2号機と、改めて仲良しになるぞー!
Posted by Julian at 23時13分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2013年02月19日(火)
ブローニーフィルム [銀塩写真]
5月の終わりから6月の上旬にかけての約二週間、南青山のギャラリーNADAR TOKYOで開催されるグループ写真展「6636展」に参加する。
このグループ展は、6x6フォーマットの中判フィルムで撮影した写真を、一人一枚づつ真四角プリントして統一した額装で展示すると言うものらしい。出展するのに「らしい」と言うのも頼りないが、初出展で詳しい情報が来てないのだから仕方ない。
ポイントは、「6x6フォーマットの中判フィルムで撮影した写真の写真展」という点だ。デジタル全盛の今時、ブローニーフィルムで写真を撮るなど趣味人の酔狂のようだが、今だからからこその写真展と言うこともできる。
何故なら、ブローニーフィルムを使うカメラやレンズは、一昔前には非常に高額で、興味があっても気軽においそれと手に入れられるものではなかったのだ。それが、デジタルカメラの性能が向上し、効率を求めるプロやハイアマチュアのブローニー撮影への需要が極端に減少した事で、少なくとも中古品ならびっくりするような安値でカメラやレンズが販売されるようになった。おかげで、お小遣いで写真を楽しむ自分のような人間や、もっと若い世代の人でも、気軽にブローニーフィルムで写真を撮影することを楽しめるようになった。
ブローニーフィルムで撮った写真は、解像度、ボケなど、デジタルカメラで撮った写真とも、一般的な135mmのフィルムで撮った写真とも違う「絵」を捉える。若い女性の間で、ブローニー写真が静かに人気があるのは、きっとその独特の写りに理由があるに違いない。
ところで先日、この写真展の為にカメラのリハビリをするべく古い二眼レフを持ち出したら、2枚撮ったところでいきなり故障してフィルムの巻き上げができなくなってしまった。
主力となる予定のKONIFLEX II 二号機と三号機は、只今、絶賛修理中である。
果たしてこの調子で、ホントにグループ展に参加できるのだろうか(^^;)。
Posted by Julian at 20時19分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2013年02月17日(日)
ミラーレス機 4種 [写真機徒然]
ふと、気が付くと、手元にミラーレス機が4種類もある事態になっている。
SONY NEX-7、OLYMPUS PEN mini E-PM1、Nikon1V1、Ricoh GXR。
4台ではなく4種類というのは、レンズ交換式のカメラが4台あって、お互いに互換性がない別々のマウントだからだ。
これだけあるには、それなりにわけがあり、例え無理矢理であったとしても、それぞれに役割を割り振っている。
NEX-7は、APS-Cサイズ画像素子のデジタル一眼レフとして、Eマウントのレンズ交換式カメラとして使う。主力機でフルサイズ画像素子の重量級カメラ、EOS 5D mk2とは、用途で棲み分ける。
加えて、マウントアダプターを介して、デジタルボディが存在しないフィルム一眼レフ用レンズ、具体的にはKonica ARレンズのデジタルボディと言う役割もある。
PEN mini E-PM1は、フィルムのコンパクトカメラのデジタル版というのが、その位置づけであり役割だ。故に、単焦点レンズ専用で、軽快に撮ることを身上とする。ただ、これを買った時、何故かボディ単体に単焦点を買うよりツインレンズキッドの方が安かったため、ズームレンズも一応持っている。ついでにボディキャップレンズも。
Nikon1 V1も、PEN miniと同様にフィルムコンパクトのデジタル版の位置づけである。レンズは勿論単焦点。PEN miniとの違いは、レンズの画角である。PEN miniの単焦点が35mm換算で約34mm相当であるのに対して、V1の単焦点レンズの画角は約27mm相当である。この2台は、例えて言うなら、Konica HEXAR SilverとMinolta TC-1のようなものだ。持ち出す時は、その時の気分で、どちらかを持ち出す。
ちなみに、V1用にもズームレンズが1本あるので、普通にミラーレス機として使うこともできる。このあたり、各カメラの役割が曖昧なのは、自分の貧乏性ゆえかと思われる。
GXRは、交換ユニットをGXR MOUNT A12しか持っていないので、正真正銘のライカMマウントレンズ専用機である。4種類の中で唯一、潔い役割を担っている。今後も、他のユニットを買い増しするつもりはなく、この役割は普遍であろう。
四者四様のミラーレス機は、手元の機材の中で、今一番稼働している機材達である。屋外屋内問わずに常にどれかが傍らにある。コンパクトで軽量なサイズは言うに及ばす、写りも、大きく重いデジタル一眼レフに遜色ない。
ただ、ミラーレス機は、どれも操作性が今ひとつで、慣れが必要な点が難点だ。ただでさえ直感的ではないところへきて、なにせ4種類もあるので、たまに操作を忘れたり、間違えたりして混乱している。
なにはともあれ、フィルムコンパクトの愛好者としては、ちゃんとした写りのコンパクトなデジタルカメラが、ここのところの過当競争で安価に販売されていたのは朗報であった。おかげで、NEXのみで全てをまかなうはずが4種類に増えてしまったが、適材適所な使い分けができるようになったのである。
今年は、中判フィルムカメラやその正反対の110フィルムカメラなどでも撮っていくつもりなので、サブのデジカメとして、ミラーレス機の出番が更にますます増えそうだ。
Posted by Julian at 18時48分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 5 )
2013年02月11日(月)
気がつけば、はや2週間 [写真展]
前回、「第三回 NGP アンデパンダン展」への出展のお知らせを書いてから、はや二週間が経過しました。いや〜、時が経つのは早い!
この間、主催者くまりん氏が開幕前々日に急病で入院するというアクシデントを乗り越えて、1月30日(火)に「第三回 NGP アンデパンダン展」は無事に開幕し、大盛況のうちに先週日曜日2月3日に幕を閉じました。
運営スタッフの一人としては、状況不明で慌てた搬入日、ホッとした開幕初日、ドタバタの土曜日、気が抜けた日曜日という一週間でした。
会期中、通算で約500名の方にご来場頂き、土曜日のレセプションパーティや、日曜日の午後には、あれだけ広い会場が人で埋まっていました。ありがたいことです。
また、ギャラリーオーナーやスタッフの間では、「あれだけの人数が出展していながら、総じて高いレベルで作品の粒が揃っている珍しいグループ展」という評価を頂けていたようです。
ま、ギャラリーからの評価は言葉半分としても、その道のプロ(ギャラリー経営35年だそうです)からも良い評価を頂けたのですから、素直に喜んでおくことにします(^^)。
今回、自分が出展した作品については、いつか別のエントリーで触れることにします。
なにはともあれ、「第三回 NGP アンデパンダン展」にご来場頂きました皆様、出展者の皆様、ギャラリー関係者の皆様、ありがとうございました(^^)
Posted by Julian at 23時07分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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