ツレヅレ DiGiPhoto blog Ver.2

写真にまつわるお気楽blog

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2012年01月24日(火)

なんか・・・ [日々の徒然]

画像(400x266)・拡大画像(800x533)

Konica FT-1 motor (Black) + HEXANON AR 40mm F1.8 + Kodak GOLD100

なんか、年が明けてから比較的マニアックな写真話ばかり書いてる気がする。

書いている人に特別な変化があったわけではなく、あいかわらずてーげーな日々を送っているのに、何故かblogだけが別人格のごとく結構ディープな写真話に終始している。

その理由を考えるに、やはりグループ展への出展の影響だろうと思い至った。

二月の展示に向けてアウトプットを制作していると、なにか一つ具体的な形になるたびに、あーしたい、こー変えたいと、細々したこだわりやアイディアが出てくる。それを実現するには、アイディアやこだわりに対してそれなりに真剣に相対する必要があるわけで、ついついblogにもそれが影響して、身の回りに限定された範囲ではあるが、写真やカメラや方法論など写真にまつわるディープな話題に寄ってしまったようだ。

二月の展示で出展するものはほぼ決まり、額装展示する写真3枚の他にポートフォリオを二冊出展するつもりでいる。このポートフォリオが、こだわりの元になっている。

二冊のうちの一冊は、一枚一枚が独立したサンプル集で、どことなくプレゼン資料風の雰囲気を持つポートフォリオにした。

もう一冊の方は、額装展示する3枚と同じテーマの写真を集め、展示と併せて一つの流れの中にあるアルバム風の印象を目指したポートフォリオだ。

まぁ、実物はどちらも、ポケットアルバムに写真を突っ込んだだけのがさつなもので、会場に置いた時に果たして上記のような意図がどこまで伝わるか甚だ心許ないが、それでも色々細かい点が気になるものだ。

グループ展開幕まで残すところ約三週間。
事実上の初出展は、楽しみでもあり、不安でもある。


NGP Foto 第一回アンデパンダン展

日程:2012年2月11日(土)〜2012年2月17日(金)
場所:横浜山下町AAAギャラリー
開廊時間:12:00-19:00 (土曜日 14:00-19:00) 月曜日休廊

※正式なご案内は、後日また掲載します(^^)

Posted by Julian at 18時41分 パーマリンク  トラックバック ( 0 )  コメント ( 0 )

2012年01月22日(日)

写真の修行 [日々の徒然]

画像(300x400)・拡大画像(600x800)

GR DIGITAL III

インターネットの普及は、時に、なかなかとんでもない事象を引き起こすことがある。

昨年、ロンドンのイメージ管理会社を経由して、パリの大手銀行とニューヨークのベンチャー企業に私の写真(イメージデータ)が売れるという事件があった。
一昔前なら、こんなことは国を代表するような大物写真家ででもなければありえない事象であり、それが一介のアマチュア写真作家の身に起こるなど、まさしくインターネットの時代が引き起こした事件と言えるのではないだろうか。

・・・そんな話を、飲んだ席で知人に話したら、あまりインターネットの時代という点には反応してもらえず、代わりに「どこで写真の修行をしたんだ?」という質問が返ってきた。不意を突かれて、私は即答できず、ごにょごにょと適当にその場をごまかしたのだが、後で考えてみると、実は今まで一度も写真を習ったことがないことに気がついた。
写真学校はもちろん、写真教室やワークショップにすら行ったことがない。

では、どこで修行したのか?
ひょっとして、天才?(゜゜)\バキ☆


私が写真の修行をしたのは、インターネットの写真共有サイトである。
未だに続けているflickrや、一時期お世話になった日本のアマナのfotologueやZORGなどで鍛えられてきたのだと思う。

インターネットの写真共有サイトには、素晴らしい実力を持った写真家が集まっていて、彼らの作品に数多く触れることができる。しかも作家/作品によってはExifデータが公開されているので、どう撮ったのかを紐解く参考になる。

また、自分の写真を掲載すると、不特定多数の人の目に触れることになり、たまたま撮れた良い写真を公開すればfavoriteやコメントの形で反応が返ってくる(こともある)。しかし、あまりよくない写真を公開すれば見事なまでにスルーされる。

写真に反応してくれるのは、見知らぬ一般の写真好きや写真家がほとんどなので、反応をいただく以前に目にとめてもらうだけでもなかなか難しく、また評価はシビアである。

そのシビアな評価環境の中で、なんとかして沢山のView数を得たい、一つでも多くfavoriteして欲しいと思い、他の方の素晴らしい写真を研究しつつ、自分の作品を撮って発表することを繰り返すうちに、ある程度、写真に関するセンスのようなものが身についてきたのではなかろうか。

故に、インターネットの写真共有サイトが私の写真修行の場なのだ。


一方、写真修行のもう一つの題目として撮影技術がある。こちらは、それなりの写真が撮れる写真家でありたければ、その基礎体力として狙った写真を、いつでも思い通りに撮れる技術が必要だと考えている。これまで結果オーライで撮り続けてきた私には、この技術的基礎体力が圧倒的にたりない自覚がある。

偶然に頼って見よう見まねで撮影していても、たまには数撃ちゃ当たるで、それなりに良い写真撮れることもある。また、数年前にデジタル一眼レフを手に入れ、フィルム時代には考えられないくらい多くの回数シャッターを押してきたことで、多少の経験値はあるかもしれない。

しかし、撮り始めて7年経った今でも打率は低いし、誰かのリクエストに応じて写真を撮る自信は未だ全くない。
また、カメラというものの構造も露出の理屈も知識と経験が半端なため、フルマニュアルカメラを渡されて「はい、これで撮って」と言われたら、その場で降参である。

この記事の冒頭で、ロンドン、パリ、ニューヨークと華やかな地名が飛び交ったが、写真作家としての自分は、全くの基礎体力不足であり、そろそろインターネットの写真共有サイトでの修行だけでは厳しくなってきたと感じている。ジャンプアップするためには、新たな一歩が必要だ。


撮影技術の基礎を習いに、写真教室にでも行ってみようか・・・。
あるいは、他の写真家の撮影現場になんとか潜り込んで流儀を盗むか?
どちらも無理なら、これはと言う写真家の有名写真を真似しまくると言う手もある。

いずれにしろ、今は実地で手本を持っての研鑽が必要な気がする。
そんなことをうっすら考えつつ、睦月の夜は更けていくのだ・・・。


※GR blog トラックバック企画 1月のテーマ「はじまり」に参加。

Posted by Julian at 20時54分 パーマリンク  トラックバック ( 0 )  コメント ( 0 )

2012年01月16日(月)

SIGMA DP1s [写真機徒然]

画像(400x266)・拡大画像(800x533)

SIGMA DP1s

SIGMAのカメラについて、カメラ雑誌や写真系のWebなどで使用感や画質について様々な記事を見かける。ごく最近も、4600万画素X3ダイレクトセンサーを搭載し実売で50万円以上するSD1を発売し、デジカメ好きの話題をさらった。

SIGMA製カメラに対する写真業界の論評は、カメラが変わっても大体いつも決まっている。曰わく「使いこなしが難しいが、条件や設定がズバリ当たると素晴らしい描写をする」と言うものだ。

まぁ、普通に考えて、避けておいた方が良い製品なのだろう(^^;)。

しかし、生来が天の邪鬼に出来ているため「避けた方が良いが、当たると素晴らしい」と言う場合の素晴らしさとは、いったいどのくらい素晴らしいものなのか、つい確かめたい衝動にかられてしまう。
で、一昨年の秋に、中野のフジヤカメラで後継機種発売後に値下げして販売されていたのを衝動買いしたのが、我がDP1sである。当時手元にあった初代GR DIGITALを下取りに出し、普及コンデジ程度を追い金して手に入れた。

実際に使ってみると、なるほどこれは使いこなしが難しいことがわかった。見た目からコンデジ並みの軽快さや自動撮影の性能を期待すると、思い切り期待をはずされることになる。

このカメラは、その全てが「foveonセンサーを使うためのカメラ」であり、それ以上でも以下でもない。マニュアル撮影でfoveonを使いこなせる人なら、普通のデジタルカメラでは撮れないような絵が撮れる。しかし、使いこなせなければ、標準以下の自動撮影制御性能が設定した、正直のところ標準以下のデジタル写真が撮れるだけのカメラなのだ。

多分、本気でDP1sの撮影性能を引き出そうとすると、銀塩フィルムよりも設定が大分シビアであると思われる(ちなみに、私には無理(^^;))。また、そうして撮影した画像も、撮影後に更にSIGMAの現像ソフトで微調整をしてやる必要がある。DP1sのRAWファイルには、確かに非常に豊かな階調が記録されているようなのだが、それを引き出すには、一枚一枚、X3センサの性能を引き出すよう調整しながら現像してやる必要があるのだ(こちらも、私には難しい・・・(^^;))。

ただし、偶然でも全てがうまく揃うと、確かに実に美しい写真が撮れる。しかし、それ以外は、露出、ホワイトバランス、コントラストなど、トイカメラみたいな結果になることさえある。自動撮影は、写りが安定しない。操作時の動作の遅さも、今時のデジタルカメラとは思えないものだ。

それにもかかわらず、時々持ち出したくなるのは、天の邪鬼故の気まぐれか、はたまたSIGMAの術中にはまっているのか・・・

今後もメインカメラになることはないだろうが、きっと折に触れ持ち出してしまうんだろう。

で、撮影地でいざ撮影し始めると「ああ、やめときゃ良かった」と後悔し、家に戻って現像し、たまたまよく写った1枚を見ると、「あれ?なかなかよく写るじゃん」となって、また時々持ち出したくなる。

やはり、術中にはまっているのかな(^^;)

画像(266x400)・拡大画像(533x800)

Posted by Julian at 20時32分 パーマリンク  トラックバック ( 0 )  コメント ( 0 )

2012年01月14日(土)

一眼レフカメラとフィルム [写真機徒然]

画像(268x400)・拡大画像(536x800)
画像(400x268)・拡大画像(800x536)

SONY α100 + TAMRON SP AF28mm-75mm F2.8 XR Di LD Aspherical MACRO

ここのところフィルムMF一眼レフ(Konica FT-1 motor)での撮影が続いていた。サブ機にGR DIGITAL IIIなどのコンデジも持って行くが、メインはFT-1 motorで撮っている。

で、久々にデジタル一眼レフ(SONY α100)を持ち出したら、撮影の運びの軽快さにびっくりした。改めて、全自動カメラって楽ちんだ(^^)。しかもAPS-Cサイズセンサのお陰で、それなりにボケなどもコントロールできる。
α100は、既に5-6年前の機種だが、まだ十分いける・・・というか、比較の対象がKonica FT-1 motorだから、時代がおよそ四半世紀程度隔たっており、自動化の度合いが相当違っていて当たり前なのだが。

デジタル一眼レフは、既にカメラとして完成の域に入っているように思う。ラティテュードなどフィルムにかなわない面もあるが、綺麗にシャープに静止画を撮るという目的のためであれば、ライカ判フルサイズ撮像画素を備えたモデルであれば、もう十分なのではなかろうか。

一昨年、EOSシステムのボディを、EOS30Dから買い換えようかと考えたことがある。今買い換えるのならEOS 5D Mark IIが最右翼だが、多分、今年も買い換えないと思う。

理由は簡単で、まだフィルムメインを変えずに行くつもりだからだ。私の場合、一眼レフもさることながらコンパクトカメラでライカ判フルサイズで撮れることが重要なのだ。

コダックの経営破綻が伝えられているが、どうやらすぐにフィルムの製造を止めるわけでもなさそうである。まぁ、いつ止めると言い出すかわかったものではないが、当面は、コダックと富士フィルムがフィルムの供給を止めないことを信じて、フィルム写真をメインに据えて撮っていきたいと思う。

もし今年何かを買い換えるとすれば、フィルムスキャナのNikon COOLSCAN IV EDを買い換えたい。この機種は、スキャン解像度が最高2900dpi(ピクセル換算で約1080万画素)と少々物足りないのだ。一説によると、フィルムの持つ情報をしっかり引き出そうと思えば、フィルムスキャナには6000dpi程度の解像度が欲しいとも言われている。2900dpiでは、半分ということだ。また、COOLSCANシリーズは、最終機種(V ED、5000ED、9000ED)を除き、既に修理受付を終了しているため、IV EDには壊れたらアウトという不安もある。

できれば修理受付が終了する前に、COOLSCAN 5000EDかV EDを手にいれておきたいところだが、中古店では滅多にお目にかかれず、ヤフオクなどでも落札価格が高くてなかなか手が出ない。当面フィルムスキャンは、IV EDで頑張るしかなさそうである。

Posted by Julian at 16時27分 パーマリンク  トラックバック ( 0 )  コメント ( 0 )

2012年01月10日(火)

初詣 [デジタル写真]

毎年、初詣には足立区西新井の西新井大師へ出かけている。
今年は、1月4日に行ってきた。

西新井大師では、お札を納めて、お参りして、新しいお札をもらって、おみくじを引き、帰りがけに清水屋で草だんごを頂いて、さらに大師せんべいを土産に買う。今年もこの通り行い、初詣を終えた。

ところで今年の初詣では、気づけば何故か、露店の写真ばかりを撮っていた(^^;)。まぁ、初詣のたびに西新井大師の建物や賑わいばかりを撮っていても、毎年代わり映えがしないから、これはこれでありか。

ちなみに、右側の検索窓に「西新井大師」と入れて検索すると、2011年、2009年、2007年、2006年の初詣の記事が出てくる。2010年と2008年も初詣には行ったはずなのだが、どうやら写真は撮らなかったらしい。

画像(267x400)・拡大画像(534x800)

LUMIX DMC-LX5

上の写真は、西新井大師参道のお焼きの露店。今年は、せんべいと併せて、お焼きも土産に買った。

画像(400x267)・拡大画像(800x534)

こちらは、焼き鳥の露店。祭りなどでは、よくこのての店に捕まっているが、さすがに初詣では自粛して、写真を撮らせて貰ってすぐ店の前を離れた(^^;)

画像(400x267)・拡大画像(800x534)

最後に、境内の陽だまりでお昼寝中の黒猫。
周囲にはちょっとした人だかりができていた。

が、猫の方は、慣れたもので全く動じない。

神様に仕える猫は、そんじょそこらの猫とは、神経がひと味違うのかもしれない。

Posted by Julian at 23時17分 パーマリンク  トラックバック ( 0 )  コメント ( 0 )

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Julian

Julian

写真を撮り始めて4年ほど。足の向くまま気の向くままに撮ってます。
銀塩もデジタルも一眼レフもコンパクトカメラもと、色々欲張ってたらカメラがやたらと増えてしまいました。機材の多くは中古品です。
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