2012年01月14日(土)
一眼レフカメラとフィルム [写真機徒然]
ここのところフィルムMF一眼レフ(Konica FT-1 motor)での撮影が続いていた。サブ機にGR DIGITAL IIIなどのコンデジも持って行くが、メインはFT-1 motorで撮っている。
で、久々にデジタル一眼レフ(SONY α100)を持ち出したら、撮影の運びの軽快さにびっくりした。改めて、全自動カメラって楽ちんだ(^^)。しかもAPS-Cサイズセンサのお陰で、それなりにボケなどもコントロールできる。
α100は、既に5-6年前の機種だが、まだ十分いける・・・というか、比較の対象がKonica FT-1 motorだから、時代がおよそ四半世紀程度隔たっており、自動化の度合いが相当違っていて当たり前なのだが。
デジタル一眼レフは、既にカメラとして完成の域に入っているように思う。ラティテュードなどフィルムにかなわない面もあるが、綺麗にシャープに静止画を撮るという目的のためであれば、ライカ判フルサイズ撮像画素を備えたモデルであれば、もう十分なのではなかろうか。
一昨年、EOSシステムのボディを、EOS30Dから買い換えようかと考えたことがある。今買い換えるのならEOS 5D Mark IIが最右翼だが、多分、今年も買い換えないと思う。
理由は簡単で、まだフィルムメインを変えずに行くつもりだからだ。私の場合、一眼レフもさることながらコンパクトカメラでライカ判フルサイズで撮れることが重要なのだ。
コダックの経営破綻が伝えられているが、どうやらすぐにフィルムの製造を止めるわけでもなさそうである。まぁ、いつ止めると言い出すかわかったものではないが、当面は、コダックと富士フィルムがフィルムの供給を止めないことを信じて、フィルム写真をメインに据えて撮っていきたいと思う。
もし今年何かを買い換えるとすれば、フィルムスキャナのNikon COOLSCAN IV EDを買い換えたい。この機種は、スキャン解像度が最高2900dpi(ピクセル換算で約1080万画素)と少々物足りないのだ。一説によると、フィルムの持つ情報をしっかり引き出そうと思えば、フィルムスキャナには6000dpi程度の解像度が欲しいとも言われている。2900dpiでは、半分ということだ。また、COOLSCANシリーズは、最終機種(V ED、5000ED、9000ED)を除き、既に修理受付を終了しているため、IV EDには壊れたらアウトという不安もある。
できれば修理受付が終了する前に、COOLSCAN 5000EDかV EDを手にいれておきたいところだが、中古店では滅多にお目にかかれず、ヤフオクなどでも落札価格が高くてなかなか手が出ない。当面フィルムスキャンは、IV EDで頑張るしかなさそうである。
Posted by Julian at 16時27分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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