2009年01月14日(水)
Konica Hexar Silver [銀塩写真]
久しぶりにフィルムで撮影した。
カメラは、Konica Hexar Silver。
愛用のレンズ非交換式レンジファインダー機だ。
しかし、24枚撮って満足のいくショットは一枚もなかった・・・。
久々のフィルムで、少々慎重になり遠慮しすぎたのかも知れない。せっかくのフィルム、せっかくのカメラ。いい加減に撮っては勿体ない。そんな意識が強すぎたのかも。
あるいは、コンパクトデジカメでの荒っぽい撮影流儀に染まってしまい、丁寧な撮影ができなきなっているのか・・・。
いずれにしても、フィルムの敵はフィルムで討つしかないだろう。
新しいフィルムを、銀塩カメラに詰める事に決めた。
Posted by Julian at 22時01分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2009年01月12日(月) 成人の日
松本城 [デジタル写真]
週末の三連休を利用して長野県松本市へ行ってきた。
写真は、おなじみの松本城。
快晴の空に、お堀の水面の天守閣も映える。
松本では、いろいろな行事をやっていた。
まずは「あめ市」。なんでも昔の上杉謙信の「敵に塩を送る」故事にちなんで「塩市」として始まったものが、いつの間にか「あめ市」に転じて今に至るお祭りとのこと。商店街のイベント会場では、日本全国から集められた飴が展示即売され、街中には御輿も出ていた。
二つ目は、写真を撮れなかったのが残念な松本ならではのイベント「三九郎」。地元の人にはごく当たり前のイベントらしいのだが、始めて見る者には結構インパクトのあるイベントだ。「三九郎」は、達磨やお札など縁起物を町会毎に櫓に仕立て、そこに火を放って「繭玉」なるお餅?を焼いてみんなで食べるというイベントらしい。正月の終わりを告げる伝統行事とのことで、嫁の母が子供の頃も勿論やっていたのだそうだ。
もう一つは、鏡開き。まぁ、これは松本に限らず日本全国1月11日だ。
たまたま入った和菓子屋の茶房で、鏡餅で作った汁粉を頂いた。
今回の旅のお伴は、修理から上がったばかりのGR DIGITAL 一台のみ。
もし「三九郎」を撮るなら、流石にこれだけでは心許ないが、ぶらぶらお散歩しながらの撮影ぐらいなら、これ一台で十分である。
ただ次回は、もう少し凝って撮りたい気がするので、GR DIGITAL2 + 外付けファインダー + ワイコン + テレコンの似非レンジファインダー一式を持って行こうと思う。
Posted by Julian at 17時35分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2009年01月09日(金)
Poladroid写真 & GR DIGITAL修理完了 [デジタル写真]
破綻してしまったポラロイド社の魂を受け継ぐWebサービス?Poladroid.netで、GR DIGITAL2で撮影したPowerShot A590 ISの写真を加工してみました。
Poladroidは、ごく普通のデジカメ写真をポラロイドカメラで撮影した写真のように加工してくれます。
ところで、結局リコーに修理に出したGR DIGITALが戻ってきました。現在、手元にはGR DIGITALとGR DIGITAL2の両方があります。
当初の予定では、GR DIGITALを修理しない代わりにGR DIGITAL2を買ったはずだったんですが・・・おかしいなぁ(^^;)。
Posted by Julian at 22時55分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2009年01月05日(月)
凧揚げ [デジタル写真]
散歩のついでに、ぶらりと光が丘公園へ足を向けて歩いていたら、空に何かが舞っている。近付いていくと、公園の広場で大勢の親子が凧揚げをしていた。
自分は田舎の育ちなので、子供の頃正月と言えば凧揚げだった。
親戚の子供と一緒に凧を買い、糸も目一杯買って、大空へ羽ばたかせて楽しんだ。凧というのは、ある一定以上高く上がると、ずっと風を孕んで舞い続ける。そこまで高く上げるのがコツなのだ。
光が丘公園の凧揚げでも技術の優劣はあって、上手なお父さんは見事に高くまで揚げている一方で、あまり経験のない?お父さんは、なかなか思い切って凧を高くまで揚げられず、中途半端なところまで揚げては凧を墜落させて何度もトライしている。
空に舞う凧と、その下で悪戦苦闘する親子を眺めていたら、あっという間に時間が経ってしまった。凧は眺めているだけでも良いものだ。
※トラックバック企画 Candid に参加します
Posted by Julian at 22時18分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2009年01月04日(日)
初詣とレオナール・フジタ展 [デジタル写真]
今年も西新井大師へ初詣に行ってきた。三箇日ほどではないとは思うが、本日4日でもすごい人で、行きの東武鉄道も参道も境内も大変に混雑していた。西新井大師では、例年通り前年のお札を奉納し、新たに今年の護摩を焚きお札を頂いた。
ところで、お護摩を焚く大本堂を去年改修したとのことで、なんと大本堂の畳の下に床暖房が仕込まれていて、昨年まで寒くて仕方がなかった大本堂が今年は打って変わって暖かくなっていたのには驚いた。これも高齢化社会到来に備えての布石なのだろうか?お大師様も大変である。
その後上野へ移動して、上野の森美術館で開催中の「レオナール・フジタ展」を見てきた。レオナール・フジタこと藤田嗣治に興味を持ったのは、去年の夏にブリジストン美術館で見た「猫のいる静物」と言う絵に興味を持ったことが最初だ。その後、伝記『藤田嗣治「異邦人」の生涯』やエッセイ『腕一本・巴里の横顔』等を読み、数奇な人生に更に興味を持った。
企画展が開催されたら是非見に行こうと思っていたら、タイミングよく早々に没後40周年の国内巡回展が開催され、本日ようやく彼の絵の実物をまとめて見る機会を得た。
藤田嗣治の絵は、基本的に油彩なのだが、確かなデッサン力に裏打ちされた写実的な表現と言うよりも、ジブリのアニメのような画風とでもいったらいいのか、その色遣いや描線は非常に独特かつ現代的且つ日本的なものだ。その傾向は、世界的名声を博したエコール・ド・パリ時代よりも戦後の作品に特に強く、一連の宗教画などはクラシカルな絵画と言うよりも現代のイラストを見ているような錯覚に陥るものもある。
自分は、「絵心」というものがまるで欠けた人なので、偉大な作家の絵を評論することなどはできないが、好き嫌いで語ることはできると思っている。レオナール・フジタの作品は、勿論、好きである。
Posted by Julian at 21時06分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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