2006年08月28日(月)
愛機礼賛:Nikon COOLPIX950 [写真機徒然]
2000年秋から2004年秋まで、丸4年にわたって使い続けた最初の主力デジカメです。このカメラがなかったら、今こうして写真blogを運営することもなかったでしょう。
このカメラを使っていた時代、私は、ちっとも写真に興味がなくて、それこそ「デジカメは、ちゃんと写ればいいや〜」と言うぐらいの認識しか持っていませんでした。
COOLPIX950を選んだ理由は、当時よく見ていたMacintosh関連の雑誌でこのカメラの評判が良かったことと、Nikonのブランド、そして決め手は、モデルチェンジに伴う店頭での大安売りに出くわしたことでした。ほとんど衝動的に、別売り専用ケースと一緒に購入したことを覚えています(^^;)。
当時の主な用途は、当時運営していたクルマのWeb(一応今も運用中・・・)用に記録写真を撮ることで、写真そのものを作品として人様にお見せするなんぞと言うことは、ついぞ考えたこともありませんでした。
それ故、その後写真に興味を持ちだしてから拝見した横浜デジカメアルバムさんのギャラリーを見て、同じCOOLPIX950でここまで撮れるのか!と、このカメラのクォリティに遅ればせながら驚愕した事を覚えています。
ちなみに、私が写真に興味を持ち出す直接のきっかけの一つとなった某デジタルフォトコンテストで賞を頂いた写真は、このカメラでいつも通りにオートのまま撮影したものです(受賞は、このカメラの性能とまぐれが重なった結果としか言いようがありません・・・)。
1/2型211万画素CCD、独特のスイバルスタイル、7mm-21mm F2.6-4の明るい光学三倍ズームレンズ。COOLPIX950は、まだ過渡期的なデジカメが散見された時代にOlympusのCAMEDIA C-2020Zoomあたりと一緒に一つの完成形を示した、歴史に残る名機だったのではないかと思っています。
ただデジカメは、今に至るまでずっと技術革新が続いている分野ですので、COOLPIX950に、銀塩カメラのクラッシックカメラ的な価値が出ることは、未来永劫ないでしょうけど。
今、私の950は、電源スイッチの接触不良の持病(このカメラの持病の一つです)を抱えたまま防湿庫の中で眠っています。接触不良とはいえ、電源が入らないわけではないので、だましだまし撮影すれば、使えないことはありません。
銀塩カメラの名機を味わうのとは大分趣が異なりますが、そのうち何かの機会にDiMAGE A2あたりと一緒に持ち出してみたいと思います。
Posted by Julian at 18時27分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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