2013年03月24日(日)
ライカ、Leica、らいか [お買い物]
前回のblogから約二週間。色々考えるところがあり、また、知り合いの後押しもあって、とうとうというか、予定よりだいぶ早く、ライカに手に入れた。
手に入れたのは、昨年末からライカを検討する中で、ずっと本命としてきたM6である。
対抗としてM4という選択肢もあったが、まずは実用ライカを選んだ。
「ライカで撮ったら写真が変わるのか?」というと、そう劇的には変わらないだろう。
これまでもレンジファインダー機では撮ってきたし、レンズも同じM-HEXANONを使う。少なくとも、同じレンズと同じフィルムを使う限り、写りは同じはずである。
それでもいいのだ。
「ライカのカメラを手に入れた」と言うだけで、ついに来るところまで来たかと思う。
その感慨だけで十分だ。
・・・とは言え、ライカをしまい込んでおくつもりはさらさらない。
これからしばらく、Leica M6とKonica HEXAR RF、KONIFLEX IIとBRONICA SQ-Aの、2種類4台を主力として撮っていくつもりである。
5月下旬から始まる「第3回 6636展」と、7月末に始まる「第4回 NGP アンデパンダン展」に向けて、そろそろ始動だ(^^)。
Posted by Julian at 22時38分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2013年03月11日(月)
ライカ購入計画 [写真機徒然]
昨年末から騒いでいるわりに、余計な寄り道ばかりしてちっとも進捗しない、我が「ライカ・カメラ購入計画」。
時間がないとか、お金がないとか、色々理由はあれど、欲しい気持ちは変わっていない。
一口にライカと言っても色々あるわけだが、自分がターゲットにしているのは、フィルムのMマウントのレンジファインダー機だ。本命:M6、対抗:M4、大穴:M3と言うところまで、具体化している。
更に、初めてのライカなので冒険をするつもりは毛頭なく、できるだけ程度の良い保証付きのものを、フジヤカメラ、マップカメラ、三共カメラあたりの実店舗で買おうと考えている。
ここまで決まっているのだから、後は店に行って、「これ、見せてください」と言って候補を複数台出してもらい、「じゃ、これで」と決めればいいのであるが、なかなかその踏ん切りがつかない。
安い買い物ではないし、ライカMマウントが使えるカメラは、既にKonica HEXAR RFとBESSA R3Aを持っている。
それにライカなんぞ手にした日には、レンズもきっと欲しくなるに決まっているから、その辺のブレーキが利かなくなるのも恐ろしい。そんなこんなで、ずっと店に行くのを躊躇している。
だが、チョット待て。
よくよく考えてみれば、この3ヵ月の間に購入した写真機材の総額で、中古M6くらいなら買えた気がする。それなのに買わなかったと言うことは、本当は、ライカのカメラなんかほしくないのではなかろうか?
・・・と言いながら、先週「M型ライカヒストリーブック」なんか買っていたりする(^_^;)
やはり、ライカは特別なのだ。
そういえば一昨年の今頃、「自分は、ライカを避けているのだ」と言って、Konica HEXAR RFを買った。あれから二年が経って、すっかり沼にはまってしまった今となっては、もはやライカを避けていることはできそうにない。
多分、今年中には、買ってしまうんだろうな〜
Posted by Julian at 21時07分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2013年03月10日(日)
三重露光 [銀塩写真]
KONIFLEX II 2号機が修理から上がってきて、早速撮影しに行ったものの、お作法を間違えて2カットほどムダにしてしまった話を前回書いた。
その時の失敗カットが上の写真である。二重露光か?と思ったが、どうも三重露光しているようだ。操作間違いの結果なので、決して褒められたものではないが、これはこれでありかも(^^;)?
勿論、ちゃんと撮れば、しっかり写る。
2号機も、実戦投入できる目処が立った。
しかし、何故か1号機と比べて、手振れしやすいみたい・・・。
それはカメラのせいではなく、撮り手の腕の問題なのだが・・・。
中判写真展「6636展」の出展作は、KONIFLEX IIで撮影する。これは既定路線である。
世間では、Rolleiflexこそが二眼レフの主流のように言われていて、多分「6636展」でも当然そっちが主流なんだろうなと思うが、この際、天の邪鬼ぶりを発揮してやろうと目論んでいる。
そんなわけで、今後しばらく、KONIFLEX IIでの撮影を増やしていくつもりである。
果たして、50年前のアナログなフルマニュアル機を自分の主力機として使いこなせるのだろうか?
ま、とりあえず、やってみる(^^)。
Posted by Julian at 00時31分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2013年02月24日(日)
旧いカメラのお作法 [写真機徒然]
久しぶりにKONIFLEX IIで撮影して思い出したのだが、旧いカメラには、手順的なことから些細なことまで色々お作法があり、それに則って操作しないと、たちまちご機嫌を損ねる場合がある。
昨日の撮影では、KONIFLEXのお作法を忘れて、2-3カットを無駄にしてしまった。
KONIFLEX IIには、二重露光を防ぐ機械的機構が入っており、フィルムの巻き上げをしっかりやらないと、シャッターがチャージされてもシャッターボタンが押せなくなる。また、シャッターボタンを押さないと、フィルムの巻き上げができないようになっている。
昨日は、巻き上げを中途半端にした状態でシャッターを無理やりチャージしてしまい、シャッターボタンが押せなくなっているのを、無理やりシャッターチャージバーでシャッターを切った結果、今度はフィルムを巻き上げられなくなってしまった。
この状態から脱するには、多重露光ボタンを操作して、一度正しくシャッターをチャージしてシャッターボタンでシャッターを切らなくてはならないのだが、この際にレンズキャップを付け忘れて、意図しない二重露光を数度やらかしてしまった。
カメラのシャッターをというのは、切れて当たり前という先入観がある。しかし、旧い機械式カメラの場合、お作法を守らないとシャッターが切れない。
古いカメラでの撮影では、そんなことも含めて「お作法」として受け入れ、スローペースで楽しむ余裕が必要だと、改めて思った次第。
さーて。次回も性懲りもなく、KONIFLEX IIで撮りに行くぞー
次こそは、お作法を忘れないぞー!
KONIFLEX II 2号機と、改めて仲良しになるぞー!
Posted by Julian at 23時13分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2013年02月19日(火)
ブローニーフィルム [銀塩写真]
5月の終わりから6月の上旬にかけての約二週間、南青山のギャラリーNADAR TOKYOで開催されるグループ写真展「6636展」に参加する。
このグループ展は、6x6フォーマットの中判フィルムで撮影した写真を、一人一枚づつ真四角プリントして統一した額装で展示すると言うものらしい。出展するのに「らしい」と言うのも頼りないが、初出展で詳しい情報が来てないのだから仕方ない。
ポイントは、「6x6フォーマットの中判フィルムで撮影した写真の写真展」という点だ。デジタル全盛の今時、ブローニーフィルムで写真を撮るなど趣味人の酔狂のようだが、今だからからこその写真展と言うこともできる。
何故なら、ブローニーフィルムを使うカメラやレンズは、一昔前には非常に高額で、興味があっても気軽においそれと手に入れられるものではなかったのだ。それが、デジタルカメラの性能が向上し、効率を求めるプロやハイアマチュアのブローニー撮影への需要が極端に減少した事で、少なくとも中古品ならびっくりするような安値でカメラやレンズが販売されるようになった。おかげで、お小遣いで写真を楽しむ自分のような人間や、もっと若い世代の人でも、気軽にブローニーフィルムで写真を撮影することを楽しめるようになった。
ブローニーフィルムで撮った写真は、解像度、ボケなど、デジタルカメラで撮った写真とも、一般的な135mmのフィルムで撮った写真とも違う「絵」を捉える。若い女性の間で、ブローニー写真が静かに人気があるのは、きっとその独特の写りに理由があるに違いない。
ところで先日、この写真展の為にカメラのリハビリをするべく古い二眼レフを持ち出したら、2枚撮ったところでいきなり故障してフィルムの巻き上げができなくなってしまった。
主力となる予定のKONIFLEX II 二号機と三号機は、只今、絶賛修理中である。
果たしてこの調子で、ホントにグループ展に参加できるのだろうか(^^;)。
Posted by Julian at 20時19分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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