2009年04月30日(木)
ETRSiのフィルム巻き上げクランク [お買い物]
4/18にキタムラで購入したブロニカETRSiには、モーターワインダーEiが付属している代わりに、手動でフィルムを巻き上げるための巻き上げクランクが付属していなかった。
まぁ、モーターワインダーがあれば手動クランクなど使うことはあるまいとタカをくくっていたのだが、いざ使い始めてみるとすぐに、動作に単三乾電池6本を必要とするモーターワインダーの重量がボディブローのように効いてきて、やはり常にモーターワインダーを着けっぱなしと言うのもどうか・・・と思うようになってきた。
ヤフオクやネットに在庫を公開している中古カメラ店などでETRSi用の巻き上げクランクを探してみたが、流石にクランクだけ、と言うのはどこにもなく、これはいよいよ巻き上げクランクのために、ジャンクで良いからもう一台カメラを手に入れるしかないか?と半ば覚悟を決めつつあった。
そんなとき、ふと思いついてタムロンのWebサイトから、「ETRSiの巻き上げクランクが欲しい」旨を問い合わせてみた。
すると翌日タムロンからメールがあり「ETRSi用のクランクは既に在庫が払底していて提供できないが、SQ用品をE用に改造して提供することならできる」旨の返信があった。
これは渡りに船とばかりに早速注文を出したところ、本日フィルム巻き上げクランクが到着した。タムロンに問い合わせを出してから僅か10日間の早業である。タムロンのサポートは素晴らしい!
自分が手に入れたETRSiには、実はマニュアルが一式全て揃っている。マニュアルには、クランクの取り付け方(正確にはモーターワインダーを使うための取り外し方)が載っているので、それを見ながら早速ETRSiにクランクを装着してみた。
本日のところは写真を掲載しないが、SQ用品を改造したとは思えないくらい、ぴったりである。
ブロニカETRSiを常用するにあたっての最大の問題であった重量問題は、モーターワインダーを取り外すことで大分緩和される。また、先日落札したウエストレベルファインダーを使えば、プリズムファインダーAE2も取り外すことができるため(その代わりマニュアル露出のみになってしまうが・・・)、その気になれば、ETRSiに望みうる最も軽い構成も組める。
ここ数日で、ETRSiの周辺アクセサリーが、やたらと充実してきた。
いずれも重量問題対策なのだが、結果的に主立ったアクセサリーが揃ってしまい「なんでもできるETRSi」になりつつある。
このカメラに足りないのは、あとは交換レンズと使いこなす腕・・・か・・・(^^;)。
Posted by Julian at 19時12分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2009年04月29日(水)
ヤフオクで・・・ [お買い物]
ヤフオクでブロニカETRSi用のパーツを二つ落札した。
一つは、ウェストレベルファインダーE。出品者から連絡が来たので、明日明後日には手に入ると思われる。ただ、この出品者、評価はそれなりに高いモノの、トラブルも多いようで、ちょっと心配。まぁ、結果はすぐにわかるだろう。
もう一つは、ポラロイドフィルムパック。あまり落札するつもりはなかったのだが、程度の良さそうなモノが出ていたので一応・・・と思って入札したら、そのまま落としてしまった。フィルムとしては、ピールアパートタイプのフォトラマ100C、100B、400B、3000B等が使えるらしいのだが、果たして使うのだろうか・・・。
話変わって、明日は朝からぶらぶら撮影に出かける。
カメラは、ETRSiとKyocera SAMURAI X3.0を準備中だ。
SAMURAI X3.0は、撮影サイズがハーフサイズなので近頃のカメラではあり得ないような荒れた画像が得られるのが面白いところ。
ただコマのサイズが小さい分だけフィルムスキャンを余程慎重にやらないと、ホコリが大写しになった画像になってしまう。また手持ちのスキャナでは、ハーフサイズを自動コマ割りしてくれないので、後処理が少々面倒くさくなる。
24枚撮りで48枚撮れるなど、荒れた画像以外にもそれなりにメリットはあるのだが、まぁ、たまにしか使う気になれないカメラではある。
一癖あるフィルムカメラ2台での街撮り。果たしてどんな結果になる事やら。今は、楽しみと不安と半分づつだ。
Posted by Julian at 21時38分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2009年04月27日(月)
恵比寿 [デジタル写真]
26日の日曜日、昔同じ会社で働いていた友人と一緒に新宿〜恵比寿の写真関連の場所をはしごして歩いた。
本当は、どこかで一緒に撮影をしようという話だったのだが、あいにくの雨のため撮影は中止。
新宿で中古カメラ屋巡りの後は、恵比寿の写真美術館へ行くことになった。
写真美術館の企画展で写真の歴史をたどった後は、大雨の中、恵比寿ガーデンプレイスで少しだけ撮影を敢行した。
友人の方は、結構面白い写真が撮れたようだが、自分の方は、あまり良い写真をモノにすることはできなかった。
朝からの大雨を見て「今日は、撮影はしないだろう」とタカをくくってGR DIGITALしか持って行かなかったのだが、こんなことなら自分も望遠系レンズとデジタル一眼レフを持って行けば良かったかもしれない。
この友人とは、次回、ブロニカ大会を実施する予定である。
まぁ、いつになるかは、わからないが(^^;)・・・。
Posted by Julian at 21時51分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2009年04月26日(日)
先週の現像が上がってきた [銀塩写真]
先週の日曜日に、近所の松月院及び赤塚植物園で行ったブロニカETRSiの試し撮りの現像が上がってきた。
ぐっと絞った時の解像度は、流石中判、余裕の写りである。
次に、背景をぼかした写真を撮ってみた。
手前から後ろまで、良い感じで撮れている。
次は、F2.8開放で撮影したお稲荷さん。
被写界深度は、かなり浅い。この写真では、5匹いる二列目のきつねの左右それぞれから二番目の2匹の耳にフォーカスが来ており、それ以外のきつねは全てボケている。
最後に、赤塚植物園で見かけたピンクの花。
このサイズで見るとそうでもないが、背景のボケ方がちょっと煩いかもしれない。
この日の赤塚植物園には、デジタルやフィルムの一眼レフカメラを首からぶら下げた人が入れ替わり立ち替わりで大勢来ていた。その中でフィルムの割合は、2-3割と言うところか。
しかし確実に、フィルムの愛好家はいるようだ。
ブロニカETRSi+ZENZANON-PE 75mm F2.8の組み合わせは、こと解像度においては相当すごいと思う。
まぁ、中判だから・・・と言うことはあるにしても、レンズの実力も十分だ。
ただ、ZENZANON-PE 75mm F2.8は、背景のボケ方がちょっと煩わしいボケ方をする場合がある。レンズシャッターの絞りの形が五角形であるせいだろうか?このあたり、もう少し研究の余地がありそうだ。
Posted by Julian at 00時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2009年04月19日(日)
ブロニカETRSi試し撮り [写真機徒然]
午前中に一時間ほど、近所の松月院と赤塚植物園でブロニカETRSiの試し撮りをしてきた。
結論から言うと、ETRSiは、中判カメラとは思えない使い勝手のよいカメラだと思う。
あらかじめ被写界深度を想定して絞りを決め、明るいファインダーでピントを合わせたら、後はシャッターボタンを押すだけ。モーターワインダーを付けておけば、フィルムの巻き上げとシャッターチャージを自動でやってくれる。
写真の出来映えについては、カメラだけのせいではなく多くは撮影者の腕なので、どういう結果になるかわからないが、少なくとも撮影フィーリングは良い感じだ。
ただ、いかんせん重い。ワインダー用の電池まで含めた重量は、軽く2kgを超えていると思われる。また、巷間で言われるブロニカのシャッターショックも、ETRSiでは相当軽減されているとはいうものの、これまで経験したことのない重量級の感触だ。今日は、絞り開放からF16位まで様々な絞りで撮ったので、絞ったときの比較的遅いシャッター速度の写真は、手振れで全滅かもしれない。
それにしても、どこかのブログで書かれていたブロニカに関する感想「本当に、写真を撮ったという気がするカメラ」と言うのは、実に言い得て妙だと思う。
シャッターを押し、ワインダーが回転している間の何とも言えない「撮った」という満足感は、このカメラの一番の特徴であるような気がした。
現像が上がってくるのは、来週半ばくらい。
どんな結果が上がってくるのか、楽しみである。
Posted by Julian at 21時37分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
【 過去の記事へ 】