2013年09月22日(日)
Canon Canonet QL17 G-III [写真機徒然]
色々なカメラを手にしていても、結局、銀塩コンパクトカメラ好きなのは変わりません。
良くで来た銀塩コンパクトカメラは、レンズの交換はできないけれど、搭載しているレンズに良いレンズが奢られていて、とてもよく写ります。
また、大概ファミリーユースを視野に入れて設計されているため、使い勝手がよく考えられているカメラが多いです。
私の手持ち銀塩コンパクトは、Konica製が圧倒的に多いのですが、写真のCanon Canonet QL17 G-IIIもお気に入りの一台。
AE全盛時代のコンパクトカメラでありながら、フルマニュアル撮影モードを備えており、思いのままの露出で撮影できます。
搭載レンズは、120万台も売れた大衆機とは思えないハイクォリティなもので、とても優秀な描写をします。
ここのところ、このカメラを持ち出す機会が少なく、36枚撮りのフィルムがなかなか終わりませんが、撮り終えて現像するのが楽しみです(^^)
・・・カメラの性能と、撮れる写真の出来映えとは、基本的にあまり関係がありません。故に、G-IIIの描写の素晴らしさに感激しながら、写真としてのダメさ加減にガッカリ・・なんとことは応応にあり得ますけど・・・それはさておき・・・。
Posted by Julian at 18時50分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2013年09月07日(土)
レンズの描写とRicoh GR [写真機徒然]
光学性能的に劣っているのはいただけませんが、一定ライン以上の性能を保持しているレンズにおける微妙な描写の違いなど、正直のところ自分には、ほぼわかりません。
勿論、ボケの違いとか、解像感の違い、色の濃淡の違いなどはわかります。が、「(こっちのレンズのほうが)線が細い描写をする」とか「艶やかな描写だ」とか言われても、違いがわからん!ということの方が多かったりします。
でも、なんだかよくわかりませんが、Ricoh GRが搭載するレンズが、すごい描写をするレンズだということはわかります。解像、色、コントラストなど十分すぎるほど高性能ではあるものの、なにか特別な特徴があるわけではありません。
ただ、被写体の質感というか、存在感を見事に引き出すという観点で、凄いレンズであると思うのです。
Ricoh GRを購入した際に、GR DIGITAL IIIを下取りに出して手放しました。当初は、GRD IIIを手放したことを後悔するかもな〜・・・と思いましたし、実際、少し後悔もしましたが、今はこれでよかったと思っています。
初めてGR DIGITALを手にした時と同じくらい、Ricoh GRが気に入りしました。
コンデジにフィルムコンパクト並みの写りを期待し続けてきた自分にとって、Ricoh GRは、一つのファイナルアンサーかな・・・と思っています。
※トラックバック企画「日差し」に参加
Posted by Julian at 11時08分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2013年09月01日(日)
Konica M-HEXANON 50mm F2 + Leica M3 [写真機徒然]
Leica M3のパートナーには、主にこのレンズを使おうと思っています。
KonicaのM-HEXANONレンズ群は、どれをとっても写りは優秀。
中でも、50mm F2の写りは、出色です。
このレンズの写りの一旦は、こちらから見てみてください(^^)。
<flickr woodenship M-HEXANON 50mm>
Posted by Julian at 22時12分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2013年06月16日(日)
機械式カメラ [写真機徒然]
先週の日曜日まで、外苑前の写真ギャラリー「NADAR」で開催されていた6636展に出展するため、今年は年明けから4月まで、二眼レフのKONIFLEX IIで多く撮影してきました。
KONIFLEX IIは、1954年から発売されていたカメラで、ざっと60年前のカメラです。露出もフォーカスもフルマニュアルの機械式カメラで、電気仕掛けで動作する部分は皆無、勿論、電池など使いません。
KONIFLEX IIで撮影していたからというわけでもありませんが、最近、機械式カメラに心惹かれるものがあり、そんなカメラで撮影する機会を増やしています。
上の写真のKonica AUTOREFLEX T3は、AE機構を搭載しているカメラで電池室を搭載しているのですが、私は敢えて電池を入れずに撮影しようと思っています。40年前のカメラなので、AEが正確に動いているとは思えないということもありますが、それ以上に、AEに頼れない状況でフルマニュアルで撮影することの面白さが大きいように思います。
フルマニュアル撮影では、露出を100%自分で決めるため、なにかと失敗も多いし、機械の不安定さに翻弄されることもありますが、デジタルカメラを使って撮影した写真とは、何やらひと味ちがう写真が撮れるのです。
日中の街中というのは、様々な強さの光が複雑に交錯しており、露出を合わせるといっても、その全てを適正露出で撮影することはできません。あっちに合わせればこっちが潰れ、こっちに合わせればあっちが飛びます。ネガフィルムを使えば、比較的ラティテュードが広いとはいえ、やはり限度はあります。
マニュアルで露出を決めて撮影すると、多少明るすぎたり暗すぎたりはありますが、複雑な光が交錯する街中では、写真の構図のどこかに露出があっている写真になることがままあります。
また、暗いところは確実に暗く、明るいところは確実に明るく撮れます。大きく露出を外せば別ですが、大体合っているという状態でも、この点は確実にそうなります。
スタジオ撮影などで露出を追い込んで撮影するのとは対極の大分ゆるい話ですが、ネガフィルムとの組み合わせでは、この緩さが高性能な自動露出を備えたデジタルカメラとの差となり、何やらひと味ちがう写真が撮れる要因になっているような気がしています。
最終的には、撮影意図を意志として露出に反映させて撮ることが目標ではあるのですが、今は、色々試しながら、この緩さをも楽しみつつ、機械式カメラで撮影をしています(^^)
Posted by Julian at 15時59分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2013年03月11日(月)
ライカ購入計画 [写真機徒然]
昨年末から騒いでいるわりに、余計な寄り道ばかりしてちっとも進捗しない、我が「ライカ・カメラ購入計画」。
時間がないとか、お金がないとか、色々理由はあれど、欲しい気持ちは変わっていない。
一口にライカと言っても色々あるわけだが、自分がターゲットにしているのは、フィルムのMマウントのレンジファインダー機だ。本命:M6、対抗:M4、大穴:M3と言うところまで、具体化している。
更に、初めてのライカなので冒険をするつもりは毛頭なく、できるだけ程度の良い保証付きのものを、フジヤカメラ、マップカメラ、三共カメラあたりの実店舗で買おうと考えている。
ここまで決まっているのだから、後は店に行って、「これ、見せてください」と言って候補を複数台出してもらい、「じゃ、これで」と決めればいいのであるが、なかなかその踏ん切りがつかない。
安い買い物ではないし、ライカMマウントが使えるカメラは、既にKonica HEXAR RFとBESSA R3Aを持っている。
それにライカなんぞ手にした日には、レンズもきっと欲しくなるに決まっているから、その辺のブレーキが利かなくなるのも恐ろしい。そんなこんなで、ずっと店に行くのを躊躇している。
だが、チョット待て。
よくよく考えてみれば、この3ヵ月の間に購入した写真機材の総額で、中古M6くらいなら買えた気がする。それなのに買わなかったと言うことは、本当は、ライカのカメラなんかほしくないのではなかろうか?
・・・と言いながら、先週「M型ライカヒストリーブック」なんか買っていたりする(^_^;)
やはり、ライカは特別なのだ。
そういえば一昨年の今頃、「自分は、ライカを避けているのだ」と言って、Konica HEXAR RFを買った。あれから二年が経って、すっかり沼にはまってしまった今となっては、もはやライカを避けていることはできそうにない。
多分、今年中には、買ってしまうんだろうな〜
Posted by Julian at 21時07分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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