2006年02月21日(火)
フィルムスキャナ Nikon COOLSCAN IV ED [写真機徒然]
デジタル写真と銀塩写真をシームレスに扱えるようにしてくれる魔法の機械。それが自分にとってのフィルムスキャナの位置づけです。
昨年、突如銀塩写真に目覚めて、ふと気がつけばデジタルカメラよりも銀塩カメラの方が多くなっているのですが、それらのカメラを活かせるのも、フィルムスキャナのおかげでです。
このスキャナ、手に入れたのはほんの偶然というか出来心というかで、そもそもは、昔撮影した自分の愛車の写真を取り込みたいがために、初期デジカメ興隆期に値崩れして超バーゲンプライスで売っていたものを衝動的に買ったものです。
当時は、特に写真に興味があったわけでもないので、目的を達成したらその後すっかり使わなくなり、一時は売却を考えたこともありました。
もしあの時、このスキャナを売り払っていたら、今頃になって銀塩写真に血道を上げることはなく、素直にデジタル一筋でいっただろう、そして銀塩写真の楽しさを知ることもなく、終わっただろうと思います。
「写真」という言葉は、言葉の定義として、厳密には銀塩写真だけを指すのだそうです。つまり、デジタルカメラで撮影したモノは、「写真」とは言わない。拘っているメーカーでは、デジカメで写したモノに対して自社カタログで「写真」という言葉を使わず「画像」という言葉で統一しているとの話も聞きます。
このフィルムスキャナは、自分に写真を教えてくれた記念すべき機械。
これからも、大事に活用して行くつもりです。
Posted by Julian at 00時49分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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