2006年07月17日(月)
レンズのマウントの話 [写真機徒然]
これまでほとんど何も考えずに気の向くままにシステムを選択してきた結果、Canon EOS、Minolta α、Konica AR、Leica Mと4種類のレンズマウントが乱立するという、無計画を絵に描いたような状況になっております(^^;)。
まぁ4種類あっても、それぞれ専用のボディとレンズを組み合わせて、おとなしく使っている分には問題ないのですが、ちょっと欲を出して「EOS30DでHEXANONを使いたい」等と考えたときに、ふと気づいた大きな問題点は、これらのマウント間ではマウントアダプターを介して相互に利用することがほとんど不可能であるということです。
基本的にフランジバックの短い機種は、それより長いフランジバックを持った機種用のレンズが使えるため、最近のマウントの中では比較的フランジバックの短いEOS(44.00mm)には比較的多種多様なマウントアダプタが存在しています。
しかし、Leica M(27.80mm)、Konica AR(40.70mm)は、フランジバックがEOSよりも短く、Minolta α(44.50mm)はEOSとほぼ同じであるため、これらのマウントアダプタを作るにはアダプタに補正レンズを組み込む必要があり、技術的に困難なのか高額になりすぎて商売にならないのかわかりませんが汎用のマウントアダプタは市販されていません。
カメラの世界には、マウントアダプタを自作したり、レンズを改造してしまう強者もいるようですが、私にはとても無理です(涙)。
希望としては、将来、簡単にLeica MのレンズをEOSで使いたいのですが・・・なかなか厳しそうです・・・。
<各レンズマウントのフランジバック(単位mm):>
Leica M 27.80
Leica L screw(M39) 28.80
Olympus Pen F 28.95
CONTAX G 29. 00
Konica AR 40.70
Canon FD 42.00
Minolta MD 43.50
Canon EOS EF 44.00
Minolta AF 44.50
Exakta/Topcon 44.70
Zenit(M39) 45.3 ?
M42 screw 45.46 - Pentax K 45.46
YASHICA-CONTAX 45.50
Olympus OM 46.00
Nikon F 46.50
Leica R 47.00
CONTAX N 48.00
CONTAX 645 64.00
Pentax 645 70.87
Pentacon 6 74. 10
Pentax 6x7 84.95
<参考:中部大学・工学基礎教室・宗像のページ>
Posted by Julian at 23時24分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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