2007年07月17日(火)
Kenko フィルム一眼レフカメラKFシリーズ発表 [写真機徒然]
Kenkoは、ニコンFマウントレンズ、ヤシカ/コンタックスマウントレンズに対応したマニュアル一眼レフカメラを、2007年8月に「新発売」する模様。やるなぁ!カタログ上の仕様的には、1960年代のクラシック・カメラみたいです。
デジタル一眼レフカメラの隆盛の一方で、確実に市場から閉め出され、最早消えゆく運命に見えるフィルムカメラ。しかし、その一方でフィルムの中古カメラは大人気。フィルムで撮りたいニーズ+デジタルカメラと比較した場合の圧倒的な割安感から、とても活発に市場で売買されています。
中古カメラの欠点は、メンテナンス面の不安と部品の劣化による性能低下。特に、ヤシカ/コンタックス系は、京セラが撤退を発表したことから数年後には市場にあるヤシカ/コンタックスマウントのレンズを使えるボディをメンテナンスしてくれる「メーカー」は消えてしまう運命にありました。
ニッチな市場であることは間違いありませんが、今回のKenkoのフィルム一眼レフ参入は、とても意義のあることであるように思います。カメラの仕様が40年も前のカメラと同等であることは、逆にWelcome。かえって最新鋭のデジタル一眼レフとの違いが明確になり、個性際立つ存在感を放ちそうです。
・・・どうせなら、古のニコンFとか、キャノンF-1とか、オリンパスOM-1とか、それぞれのメーカーが自社で復刻してくれないかなぁ・・・。部品が調達できないなら今回Kenkoが使っている部品を流用して、多少違っても良いから、なんとかならないかなぁ・・・と思ってしまいます。
Posted by Julian at 06時22分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://photo.digi50.com/a-blog/tb.php?ID=424