2014年07月13日(日)
出展報告:ポートレート写真展『porté portra portrait』 [写真展]
7月6日、日曜日16時をもって、出展していたポートレート写真グループ展「porté portra portrait」@NADAR/Tokyo が閉幕しました。
二週間の会期は、始まってしまえばあっという間でした。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
今回は、最初からポートレート写真が前提でしたので、初めてヒトを主題とした作品を制作し展示しました。
モデルは、michiさん。彼女もモデル初体験です。カメラマンとモデルが共に初挑戦という状況の下、途中紆余曲折もありましたが、結果的に良い作品に仕上がったのではないかと思っています。
展示作品のタイトルは、「Sense of distance - 距離感 - 」です。
今回のポートレート撮影にあたっては、とにかく「光」にこだわりました。それも人工的なライティングではなく、自然光です。スタジオ撮影の経験が皆無なため、自然光で良い光を如何にして確保するか。それが大きな課題でした。
最初は、理想的な光が入って来る肖像画家のアトリエで撮影をしようと考えていたのですが、いかんせんアトリエは狭く、撮影環境的になかなか厳しいものがありました。
そこで、代替地を探し、あたりをつけてロケを敢行し、今回撮影で使わせてもらった倉庫の2階にあるギャラリー「Yuka Tsuruno Gallery」を見つけました。
肖像画家のアトリエと同質の柔らかくよく回る光。十分な広さ。壁、オブジェ。撮影環境としては、スタジオ並みとは言いませんが、なかなか良かったと思っています。
作品化するにあたっては、モデルの表情を最重視して写真をセレクトしました。できるかぎり彼女の魅力が素直に表現されている写真をセレクトしたつもりです。
実は、選んだ3枚以外にも何枚か、とてもいい感じの写真があるのですが、今回は涙をのんでボツにしました。
私自身のルーツの影響もあるのだと思いますが、海外のファッション雑誌によく掲載されているファッションモデルのオフショットのスナップ写真のような雰囲気の作品を、無意識のうちにセレクトしたように思います。
今回はじめて挑戦したポートレート撮影は、結果から言えば、100%完璧ではなかったかもしれませんが、なかなか魅力的な作品を送り出せたのではなかろうかと自賛しています。
これからも機会があれば、ポートレートには、ぜひ挑戦していきたいです(^^)。
※諸般の事情で、展示作品の写真は省略させていただきますm(__)m
Posted by Julian at 23時40分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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