またまたコンパクトデジカメ
有楽町のビックカメラで、実機に触ってきました。
展示品に触った感触だけですが、印象がちょっと変わってきました。
■Caplio GX8
多分、スナップ中心に撮影するなら、現在比較している中で基本性能は一番良いような気はするのですが、どうも印象が少々古くさいような・・・。私が持っているデジカメで言うと、CAMEDIA C-3040Zoomに近いというか、その後継機種と言っても良いくらい似た印象を受けました。サイズも、思いの外大きい感じがしました。
たまたま展示機が悪かったのかも知れませんが、う〜ん・・・。
■FinePix F11
動きの速さ、AF合焦速度、ちょっと派手目のクリアな画質など、どこを撮っても最新デジカメそのものといった感じです。サイズも厚さ以外は非常にコンパクト。F-クローム・モードなどフィルムメーカーらしい機能も良さそうです。ただ、フォーカスはAFのみでMFは不可。基本的に自動で撮影することが大前提のカメラですね。遊べる要素は少なそう。
でも、なんだかんだいっても、ISO1600までOKの高感度は魅力的です・・・。
■FinePix Z2
スタイルは、これが最高です。動きの速さ、AF合焦速度も最新デジカメそのもの。背面液晶の美しさは、F11を上回ります。
基本的に、F11と同様に、全自動撮影が大前提です。画質、高感度の実用性などは、CCDのサイズが大きいF11には及びません。また、絞りがF3.5/F5/F8の3段階しかないようで、往年のデジカメみたいな仕様も気になるところではあります。
■Caplio R3
モックアップのみの展示でした。でも、サイズは思いの外小さい!
これが出るまで、やっぱり決められそうにありません・・・。
写真は、DiMAGE XtでISO400の高感度撮影に挑戦!したもの。
思いの外健闘しているモノの、実用的には厳しいなぁ・・・。
Caplio GX8か、FinePix F11か。それとも・・・
佳境に入った?次期コンパクトデジカメ選び。現時点の候補は、Caplio GX8、FinePix F11、Caplio R3の3機種に絞られてきました。
価格を比べると、Caplio GX8、FinePix F11が4万円を切るくらいで、大体同じくらい。出荷直前のCaplio R3が4万円台前半〜半ば。元々の予算が3万円台前半だったので、どっちにしてもオーバーです。
写りは、F11とGX8ならどちらも素晴らしいようで、好みの問題以外は、ほぼ互角という判断をしています。R3は未知数ながら、好条件下でGX8以上と言うことはないのかな?と、何となく思っています。ただ、それが「解像感」の一点のみだとすれば、あまり気にしなくても良いのかも知れません。
機能で言えば、R3の手振れ補正と7倍ズームは魅力的です。F11の高感度も魅力的ですが、私的には、高感度よりも手振れ補正の方を信用しているので、この点では、R3の方が魅力的かな・・・。GX8には、そのあたりの機能はありません。GX8でも、ISO400までは実用域らしいですが、F11のISO1600には全く歯が立ちません。GX8で撮影するときは、手振れに注意する以外はなさそうです。
GX8、F11の3倍ズームに関しては、GX8の広角28mm相当に対して、F11は36mm相当から。ただし、GX8の28mmは、それなりに歪みはある模様(GR-D比)。ズーム全域で極力歪みを避けたいのなら、F11の36mmからのズームの方が良いのかも。でも、GX8の広角28mm相当にしても、多分R3の28mm相当よりは大分良いのだろうとは思いますが・・・。
F11でもう一つ魅力的なのが、富士フィルム製カメラならではの「フォトモード」を搭載していること。GX8、R3には、当然そう言うモードはありません。一方、GX8はRAWで保存できるので、撮影後にPCで加工するにはこちらの方が扱いやすそうです。
そんなこんなで、結局何も決まらず、あれこれ迷う日々が続きます・・・。