極私的カメラHistory

初めて持った自分のカメラは、コニカ New C35EF

 いわゆる「ピッカリコニカ」です。まだ小学生だった頃に、どうしても欲しくて親にねだりまくって買って貰いました。多分1970年代後半ではないかと思われます。

 小学生の分際ではフィルム代や現像代が高くて、そんなに活躍させることはできませんでしたが、いつの間にか父親が気に入って使うようになって、その後長く父のサブ機?として活躍することになりました。

 シャッター速度は1/60と1/125に1/250の三段階、F2.8ノレンズで、ゾーンフォーカス4段階でピントを合わせると言う、今のカメラからは想像が付かないぐらいアバウトな仕様のカメラでしたが、これが意外と良く写るんです。

 残念ながら当時のカメラは既に壊れてしまいましたが、2005年に中古で1台購入してコニカミノルタで点検整備して貰った完動品を一台所有し、現在も現役として使っています。

コニカ New C35EF

二番目は京セラ「SMURAI X3.0」

 35mm ハーフサイズ、フルオート撮影のみ可能で、3倍ズーム。
 縦型で一見すると少し前のビデオカメラみたいなカメラです。いつ頃購入した物か、記憶が定かではありませんが、多分90年代初め頃だと思われます。

 あんまり使わないうちに押し入れの肥やしになっていたのですが、型式を確認するために取り出してきて起動させてみたら、電池も替えていないのになんとちゃんと起動しました。

 が、実際に撮影に使ってみたら、動作の鈍さなど時代相応の問題も多く、今となっては、ちょっと実用には厳しいかも・・・。

 ファインダー内にゴミが入ってしまっているため、京セラに有償整備を頼もうとしたら、即座に断られてしまいました。コニカミノルタ(現SONY)は、SAMURAIよりずっと古いC35 flshmaticの整備も制限事項付きながら引き受けてくれたのに!

 でもなんだか手放しがたくて、現在は、再び防湿庫の肥やしになっています・・・。

SAMURAI X3.0

三番目は一眼レフ「NIKON U」と「PENTAX ESPIO 120mi」

 2002年1月、久々にカメラを購入しました。初の一眼レフカメラ「NIKON U」と、コンパクトな「PENTAX ESPIO 120mi」です。

 SAMURAI購入から「NIKON U」を買うまでの10年以上の間、写真は基本的に写る方専門で、あまり撮ってはいませんでした。旅行の時に持って行くカメラは、90年代前半まではSAMURAI、その後は「写るんです」という感じ。写真やカメラに対する興味は、特にありませんでした。

 「NIKON U」は、その後何度か撮影に使いましたが、その後デジタル一眼レフ購入時にキャノンを選んでしまったため、現在は全く出番がなくなっています。

 「PENTAX ESPIO 120mi」は、旅行用にキタムラの中古店で購入したもの。その後、何度か旅行のお伴に持ち出して、結構撮影しましたが、どうも写りに納得がいかなくてその後は使わなくなってしまいました。多分、整備不良だと思うのですが、修理するほどのこともないかぁ・・・と判断して、そのまま防湿庫の肥やしになっています。

 この二台は、どちらも手放してしまっても良いのですが、市場で二束三文のカメラであるため、ただ同然で売るくらいならと一応手元に残してあります。

NIKON U

PENTAX ESPIO 120mi

最初のデジカメはKONICA Q-mini

 1997年購入。当時はパソコンの周辺機器としてデジカメが欲しくて、さして数も多くないのに色々物色し、ひょんな事から私が手に入れたのは、何故かマイナーなQ-miniでした。

 当時、写真に興味はなく、主にWeb掲載用に、今のケータイカメラ感覚で使っていました。35万画素機ながら写りは結構綺麗で、細かいことを言わなければ、Web程度なら十分使える画質を持っていました。

 その後、この当時使っていたQ-miniは、C-1400Lの下取りに出してしまったので既に手元にはありません。
 しかし、2006年にビッグカメラのジャンク品の中にQ-miniを発見し、つい買ってしまった1台が手元にあります。

 現在手元にある1台は、ジャンク品扱いされていただけあって最初は起動すらしなかったですが、コニカミノルタのサポートに問い合わせをして「コンパクトフラッシュを抜いて起動してみてください」というアドバイスを貰い、その通り実践してみたところ見事起動し、コンパクトフラッシュを新しいモノと入れ替えたらごく普通に撮影可能となりました。

 流石に35万画素では今となっては最早使う場所がありませんが、ある意味貴重な実動機として、動態保存しようと目論んでいます。

KONICA Q-mini

二番目のデジカメは、OLYMPUS CAMEDIA C-1400L

 1998 年に、近所の某PCショップでC-1400Lを中古で売っているのを発見し、躊躇せずに購入しました。購入後、すぐにオリンパスに送り返してファームウェアのアップグレードを受け、32MBのコンパクトフラッシュに対応させました。その時に、オリンパス側で色々チェックもしてくれたらしく、中古で購入したのにもかかわらずオリンパスお墨付きの完動品として愛用していました。

 このカメラは、画素数わずかに140万画素ながら、画質はとても素直かつ綺麗なのですが、動作速度の遅さが致命的で、特に一枚撮ったら数秒は待たされるメディアへの書き込み速度の遅さに閉口させられました。
 結局、購入後一年ほどで主力の座をCOOLPIXに譲ることになります。

実は、今でも時々思い出したように引っ張り出してきては、愛猫を写したりしています。

OLUMPUS CAMEDIA C-1400L

三番目は「NIKON COOLPIX950 (E950)」

 2000年に購入したこのカメラは、2004年にデジカメのマイブームが来てカメラを何台も購入するという暴挙に出るまで、約4年にわたって我がメイン機として使い続けました。
 名機の誉れ高いこのカメラは、画像の素直さが本当に素晴らしく、200万画素ながら、その後、世の中が300万画素、400万画素が当たり前となっていっても買い換える気は全くなく、そのまま平気で使い続けていました。
 今やほぼ絶滅してしまった胴体を真ん中から捻るスイバル・デザインも含め、今もってお気に入りのカメラです。

 このカメラの唯一の不満点は、何故か起動時のレンズの位置が望遠側から始まる仕様になっていることで、この使用のおかげで少し使い勝手がスポイルされています。
 現在は、流石に主力カメラとして使うことはなくなりましたが、たまに気分転換がてら?に、わざとこのカメラを持ち出すことがあります。

 ちなみに、このカメラをメインで使用していた4年もの間、基本的に全自動モードでスナップを撮るくらいで、それ以外の使い方はほとんどしたことがありませんでした。だから、デジカメ歴はそれなりに長い割に、今もって写真への造詣は全くの初心者レベルなのです(^^;)。

NIKON COOLPIX950

怒濤の2004年

 何故か突然、2004年年明けと共に「写真」のマイブームがわき起こり、主にヤフオクを中心に、以前から気になっていた少し前の機種を安値で落札して、ふと気が付けばデジカメお大尽状態になっています(^^;)。

 以前友人に「カメラ趣味は底なし沼」という話を聞いたときから、本格的に写真に手を出すことは自重しようと決めていたのですが、ちょっと手を出したらそのまま引きずり込まれてしまったがごとく、すでに泥沼に両足をとられてしまいました。

 この時期以降これまでに手に入れたカメラは、次の通り。

・OLYMPUS CAMEDIA C-2500L (中古、ヤフオク)
・OLYMPUS CAMEDIA C-2020Zoom (中古、ヤフオク)
・OLYMPUS CAMEDIA C-2040Zoom (中古、ヤフオク)
・OLYMPUS CAMEDIA C-3040Zoom (中古、ヤフオク)
・KONICAMINOLTA Dimage Xt (新品、ヤフオク)
・KONICAMINOLTA Dimage Z1 (新品、Amazon)
・Panasonic LOMIX DMC-FZ2 (新品、キタムラ)
・KONICAMINOLTA Dimage A1 (新品、PCボンバー)

 なんとその数8台!!!

 その後、C-2020Zoomは父親の元へ。C-2040Zoomは、落札したばかりだったのですが、ヤフオクに出品して無事旅立っていきました。
 で、現在手元にあるカメラは、

・OLYMPUS CAMEDIA C-1400L
・NIKON E950
・OLYMPUS CAMEDIA C-2500L
・OLYMPUS CAMEDIA C-3040Zoom
・KONICAMINOLTA Dimage Xt
・KONICAMINOLTA Dimage Z1
・Panasonic LOMIX DMC-FZ2
・KONICAMINOLTA Dimage A1

 やはり8台(^^;)。こんなにコレクションしてどうするの?と自問自答してしまうぐらいあります。

 しかし、私の中では一応役割分担ができていて、

・OLYMPUS CAMEDIA C-3040Zoom
 室内撮影、主に愛猫とヤフオク出品用

・KONICAMINOLTA Dimage Xt
 携帯デジカメ。

・KONICAMINOLTA Dimage Z1
・Panasonic LOMIX DMC-FZ2
 気軽に撮影したい時やスポーツ(サッカー)撮影用のズーム機。準主力機。

・KONICAMINOLTA Dimage A1
 「撮影」が目的なら必ず持って行く主力機。

 となっています。

・OLYMPUS CAMEDIA C-1400L
・NIKON E950
・OLYMPUS CAMEDIA C-2500L

 上記三台は、特に役割はありませんが、E950とC-1400Lは持っているだけでOK、C-2500Lは趣味の一眼レフと言った感じでしょうか・・・。

Canon EOS 20D、そして2005年

 2004年12月に、ついに一眼レフデジカメ「Canon EOS 20D」を購入しました(Amazon)。写真に興味を持って約一年、来るところまで来てしまった感じです。一眼レフを手に入れると、次に来るのはレンズ沼・・・。今のところ主に経済的理由によりレンズは以下2本だけです。まぁ、今後もそんなに増えることはないでしょう。

・Canon EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM (本体とセット)
・Canon EF50mm F1.8 II (富士カメラ)

 一眼レフデジカメを購入して交換レンズが1本でもあると、それを持ち歩くためのカメラバッグが欲しくなります。お正月早々の池袋ビッグカメラで様々に検討し、「交換レンズをそんなに何本も持つことはないだろう」という予測の元、コンパクトなLowepro NOVA 3 AWを購入しました。

 ところで、EOS 20Dを手に入れたことによりコンパクトカメラを8台も持っている意味が薄れてしまったため、少し整理することにしました。
まず2004年12月に「趣味の一眼」CAMEDIA C-2500Lをヤフオクで売却。次に2005年1月にはPanasonic LUMIX DMC-FZ2、次いでKONICAMINOLTA Dimage Z1も手放す予定でいます。

現在の主力は、

・Canon EOS 20D
・KONICAMINOLTA DiMAGE A1
・ KONICAMINOLTA DiMAGE Xt
・OLYMPUS CAMEDIA C-3040Zoom

の4台。EOS 20D、DiMAGE A1を中心に、ようやく自分なりのスタイルができつつあるようです。


2月1日、追記:レンズ、三脚購入

 三脚は必需品と言うことで、ちょっとだけしっかりしたモノを購入しました。EF50mm F1.4 USMは、ヤフオクにて中古購入。F1.8 は売却予定。

・SLIK エイブル300EX(池袋ビッグカメラ専門館)
・Canon EF50mm F1.4 USM (中古、ヤフオク)

 EF50mm F1.4を絞り一つ二つ絞り込んで撮影したときのキリッとした解像感は素晴らしいです。室内撮影でも屋外撮影でも良いです。このレンズは大当たり、満足しています。

 三脚SLIK エイブル300EXは、実にしっかりしていて、コストパフォーマンスは最高ではないかと思います。難を言えば、ちょっと高さが足りないことでしょうか。まぁ、三脚を使うような撮影は少ないので、私には当面これで十分です。


2005年3月27日追記

 更にレンズを2本追加しました。EOS 20DのAPS-CサイズCMOSセンサで実質約480mmの超望遠に化ける28-300mmと、定評あるマクロレンズSP AF90mmのTAMRON二本です。

・TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di Macro 1:1(Model A272E) (富士カメラ)
・TAMRON AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO(Model A061) (Amazon.co.jp。EOS20Dを購入したポイントで購入)

 SP AF90mmは解像感、使い勝手共に評判に違わぬ素晴らしいレンズです。やはり単焦点は違うようです。
  AF28-300mmは、テレ端でF6.3と暗いため、ついつい解放で撮影しがちなせいか、解像感は今ひとつな気がします。人気にレンズなだけにこれが実力だとは思いませんが、まだ実感できていません。十分な光量がある条件で一段二段絞ればキリッと締まるのかも知れません。
 ところで、 TAMRONの二本に共通する難点は、AF速度の遅さです。合焦するまでに結構行ったり来たりして、迷うことしばしば。対策としては、MFで大雑把に併せておいてAFに切り替えると、スッと合焦します。

 それにしても、次々に欲しいレンズが出現して、徐々にレンズ沼にはまりこみつつある予感・・・。

写真にはまって一年経ち、2006年になりました

Canon EOS20Dですっかり写真にはまり、2005年も怒濤の一年となりました。

まず、予想外のことだったのですが、銀塩写真へかなり傾倒しました。手始めにCanonのEFレンズ群が使えるEOS5 QDを手に入れたのをきっかけに、ちょっとくせ者KONICA FT-1 motor、写真ロボット?Minolta α-7xiの三台の銀塩一眼レフカメラを入手。撮影に使用しています。更に、KONICA HEXAR Silver、KONICA C35 flashmatic、KONICA C35EFの三台のコンパクト銀塩も手に入れて、今やデジカメより銀塩の方がカメラの保有台数が多くなってしまいました。

デジタルの方は、Canon EOS20Dを中心に、KonicaMinolta DiMAGE A2、Ricoh Caplio R3の三台体制となっています。

DiMAGE A2は、2004年に購入して気に入って使っていたDiMAGE A1の後継機です。A1を使い続けてもよかったのですが、2006年1月の「コニカミノルタ、写真事業から撤退」にあたり、コニミノ最後のハイエンド・レンズ一体型デジカメであるA2を手に入れようと思い、急遽マップカメラで中古品を手に入れました。実は、正月に帰省した際にDiMAGE A1を持って行ったら、父が欲しいといっていたので、A1は父に譲るつもりでA2を買ったと言うこともあります。

レンズについては、キャノン用は、28mm、50mm、90mmの単焦点、15-30mm、24-105mm、70-200mmのズームレンズと、一揃え揃った感じです。プラス、コンパクトな28-300mmの高倍率ズームもあるので、大概の撮影には対応できます。あとは、200-500mmクラスの超望遠があれば、完成でしょう。

ミノルタ用は、カメラ(α-7xi)と一緒に手に入れた2本で当面は行くつもりです。悩ましいのはAFミラーレンズで、欲しいのですが、もしこれを手に入れたら、きっとαマウントのDSLRもラインアップしたくなり、そうなるとαレンズをもっと・・・と言うことにもなりかねないと思い、躊躇しています。

コニカ用は、単焦点で28mm、40mm、50mm、135mm、200mmと揃えたので、これを持って完成とするつもりです。中古のARマウントは、玉数が少ない上に、状態の良い定評あるレンズは結構高価なので、これ以上の投資はしないつもりです。(2006/2/11)

2007年、いよいよジャンキー化・・・

2006年春にCanon EOS20Dを下取りに出してEOS30Dを購入。
EOS用レンズは、2006年から増えても減ってもいません。

2006年10月に禁断のデジタル高級コンパクトGR DIGITALを購入。これで通勤カメラが決定し、他のコンデジには興味が無くなりました。

2007年7月には、ついにデジタル一眼でαマウントに手を出し、SONY α100を購入。併せて、500mm F8 Reflexと、TAMRON SP AF28-75mmF/2.8 XR Di LD Aspherical MACROも購入しました。

デジタルに関しては、現状でほぼラインアップが揃った感じです。
今後何かに手を出すとしたら、M42単焦点とか、α用広角とか、EOS用エクステンダー等レンズ周りぐらいかなぁ・・・。

銀塩の方は、α-807siを2006年6月、BESSA R3Aを2006年7月に購入。BESSA用に、M-HEXANONの50mmと90mm、NOKTON classic 40mm F1.4を購入しました。何故かすっかり銀塩にはまっています。それにしても、レンジファインダーは、難しい!
そして2006年末には、二眼レフKONIFLEX IIを入手。ついに中判写真まで撮り始めました。50年も前のカメラに手を出すとは、全く持って予想外です。

更に、2007年5月には、NIKONOS-Vを購入。水中写真を撮ると言うよりは、海辺で気を遣わないで撮れるカメラが欲しかったと言う方がメインのつもり。でも、きっとシュノーケリング・レベルでは撮ってしまいそう・・・。ゴムパッキンなどメンテナンスキットは、既に入手済みです。

と言うわけで、現在は、EOSのデジタル&銀塩、αのデジタル&銀塩の一眼レフに加え、MF一眼レフKonica FT-1 motor、レンジファインダーBESSA、GR DIGITAL、Konica C35シリーズ、Konica HEXAR Silver、二眼レフKONIFLEX IIあたりが主力・・・って、主力だけで11台もある・・・。
最早、立派な写真ジャンキー状態です(^^;)。(2007/7/10)

2007年8月10日現在