2011年09月01日(木)
新宿末廣亭 [銀塩写真]
いつも前を通る度に心引かれながら、ついに入らずに素通りするばかりとなって、早20年以上が経つ。前回ここで演芸や落語を楽しんだのはいつのことやら。
その昔、この近くの飲食店でバイトをしていた際に、怖いもの見たさで一人で入ったのが最初だと思う。その後、落語家など一人も知らないのに落語の「芸」に魅せられて、末廣亭へ繁々と通っていた時期がある。
そういえば当時、デートに使ったこともあったが、これは失敗で、一度で懲りて二度と使わなかった。寄席には、一人でなければ男ばかりで見に来ていた。
それから幾年月。冒頭の通り、前を通りかかりながら中には入らない日々が続いでいる。この写真の時も、心引かれながら後の予定があったため、写真だけ撮って末廣亭を後にした。
いつかきっと、今度こそは、中に入って落語を楽しみたい。
Posted by Julian at 22時04分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年08月31日(水)
とうふラーメン [デジタル写真]
先日、夏休みで訪れた渋温泉で旅館の方に教えてもらった、「はまる人は、はまる」と評判の名物とうふラーメンを食べてみた。
見た目は、ラーメンどんぶりに盛った大盛マーボー豆腐みたい。この下にスープと麺が沈んでいる。
味の方はというと、見た目の期待を裏切らない、薄目のマーボー豆腐という感じ。豆板醤を少し追加したら結構いける。麺は、大昔の町の食堂が出していたような、まったく腰なしのソフトな麺。
うーん、私としては、これは一度食べたらもういいかも。ただ、癖というか個性というかが強いメニューなので、はまってリピートする人が多いのもわかる。渋温泉の公式Webによれば、『もし再び渋温泉に訪れたなら、無意識のうちに石畳の小路を歩き、いつのまにかカウンターに座り餃子を食べている自分に気が付く・・となることをここで予言しておきます。』とのことだ(^^)。
このラーメンを出しているのは、30年間一人で店を守ってきた御歳80歳を越えるおばあちゃんの小さな中華料理店『米龍』。
もし渋温泉へ行く機会があったら、是非一度は食べてみて欲しい。
ひょっとすると、はまってしまうかも(^^)。
Posted by Julian at 17時59分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年08月30日(火)
占いの館 [銀塩写真]
新宿には、有名な新宿の母という占い師がいて、休日ともなれば伊勢丹の脇の大行列が人目を引きつける。
しかし、今年の8月は、街頭での鑑定はお休みしていたようで、先週伊勢丹前を通りかかった際に、いつもの行列はみられなかった。
その代わりというわけでもなかろうが、東口前のヨドバシ裏の占い館が繁盛しているのを見かけた。
最初はヨドバシに列んでいるのかと思ったのだが、列んでいるのが女性ばかりで様子が違うため、ふと見上げたら占い館があった。
今年は、地震があり、経済は低迷しているし、政治も混乱している。占いでなくても誰かの未来予測に頼りたくなる気分もわかる。
ま、占いの列に列んでいるのが、相変わらず女性ばかりなのは、世相と関係のないいつもの光景ではあるのだけれど、ひょっとすると占ってもらっている内容がいつもとは違っていることはあるかもしれない。
女性向け製品のマーケティング担当者は、街の繁盛占い師に最近の依頼内容の傾向をヒアリングすると、何か見えてくるものがあるかもしれない。
それはともかく、ハイテク商品満載のヨドバシの隣で占い館が繁盛しているというのも面白い光景だと思い、一枚撮っておいた。
この写真も、フィルムスキャンの際にトリミングして、ヨドバシの看板を1/4程画面から追い出し、代わりに列に並ぶ女性達をフューチャーした構図に変えている。
トリミングなど後処理の是非については、また、いずれ。
Posted by Julian at 22時15分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年08月29日(月)
日常生活に復帰 [銀塩写真]
一週間の夏休みが過ぎ、今日から生活のリズムが日常へと戻った。
4月に色々あって、それまでと異なる環境での仕事にと迷うまま5ヶ月が過ぎ、ここ数年で一番疲れた状態での夏休み突入となったわけだが、おかげさまで、だいぶ気分を切り替える事ができた。頭も大分リフレッシュして、blogも書く気になっているし、写真、音楽などの活動への意欲も戻りつつある。
あとは、この秋のうちに色々問題を抱える仕事絡みがトンネルを抜け、再び明るい世界へ復帰することをめざしたいところだ。
上の写真は、新宿高島屋方面から甲州街道の下をくぐり東口方面へ抜ける通路。
工事中のためか人通りは少ない。
Posted by Julian at 21時11分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年08月28日(日)
電話ボックス [銀塩写真]
最近めっきり見なくなったものの一つに、電話ボックスがある。
1990年代半ばまでは、街中あちこちで見かけたものだが、携帯電話が本格的に普及してから十数年、今や街で見つけたらすかさずスナップしたくなるくらい(^^;)、見かけなくなっている。
上の写真は、新宿の伊勢丹の向かい、丸井の前にあるボックス。既に懐かしいものになりつつある緑とグレーの電話機が設置されている。確かグレーの電話からは、国際電話が架けられるはずである。
この日は、あいにくの曇り空で、真っ昼間だというのに光量が少なく、フルオートのKonica BIG mini FにKodak GOLD100の組み合わせで撮影したら、開放に近い絞りで被写界深度が浅くなり、良い感じに電話ボックスが浮き出した。
ちなみに、この写真はフィルムスキャンの際にトリミングして周辺を切り捨て、画角を変えている。BIG mini Fの焦点距離35mmレンズで撮影したにしては、背景が妙に圧縮されて見えるのは、その為である。
Posted by Julian at 21時35分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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