2007年08月14日(火)
アンリ・カルティエ=ブレッソン展 [写真展]
日曜日に、東京国立近代美術館で開催されていたアンリ・カルティエ=ブレッソン展に行ってきました。最終日と言うこともあり、また猛暑の日曜日ということもあってか、ゆっくりじっくりなどとても見ていられないほどの、もの凄い人出でした(^^;)。
展示されていた沢山の写真の中で、最も興味を引かれたのは、アンリ・カルティエ=ブレッソン自身がプリントした「オリジナル・プリント」のコーナー。これまで写真集で見たことがある写真や、同じ会場の別のコーナーで大きく引き伸ばされていた写真のオリジナルプリントが数多く展示されており、コントラストの違いや、プリントのニュアンスの違いなど、興味深く見てきました。
それにしても、オリジナルプリントを目にして改めて感じたのは、「やはり写真はプリントしてこそ写真だ」と言うこと。
パソコンなどのディスプレイで見る写真や、スライドで見る写真も綺麗ですが、「作品」として成立していると言えるのは、結局のところ最終形を作者が確認したプリント作品だけなのかも知れません。
Posted by Julian at 22時04分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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