2011年11月19日(土)
カラー写真のハードタッチ・モノクロ調への変換 [日々の徒然]
KumarinXさんが公開してくれている銀残し調写真の作り方を応用して、ハードタッチ・モノクロ調写真の作り方を工夫してみた。
以下、Photoshop CS5での方法。
手順:
ファイルを開く→色調補正「白黒...」→レイヤーを複製→オーバーレイ→新規調整レイヤー→明るさ・コントラスト→コントラストを適宜整える→画像を統合
普通にやると、オーバーレイした時点でグレー部分の黒成分が二倍になって画面全体が真っ黒になる。また、白成分も二倍になるので明るい部分の階調も吹き飛んでしまう。
そこから、調整レイヤーの「明るさ・コントラスト」で階調を掘り出していき、丁度いいところで止める。必要に応じて、覆い焼き、焼き込みなどで微調整。
また、レイヤーをコピーする前に、必要に応じて元の白黒画像のコントラストを弱めに調整しておくと、後でコントラスト調整がやりやすい。
また、「画像を統合」前までを Applescriptで記録してスクリプト化しておくと、作業を簡略化することもできると思う(私は、やってないけど・・・)。
これまでにもカラー写真のモノクロ化の方法を色々試してきたが、今のところハードタッチなモノクロ画像を制作するなら、上記の手順でモノクロ変換するのが最も良い結果が得られるように思う。
お試しあれ〜(^^)。
Posted by Julian at 11時17分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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